2013年03月13日

「第三回 農家支援講座(全四回) "有機農業のすすめ"」を催しました

京都本部広報の八木です。

3月9日の土曜日、前回とうってかわって、すっかり春めいてきた滋賀県竜王町
(アグリパーク竜王)にて、「第三回 農家支援講座(全四回) "有機農業のすすめ"」を催しました。

第三回、京都大学名誉教授の松井三郎先生を講師としてお迎えしました。
講座では、有機農業の本質ともいえます、肥料成分の循環、有機資材の循環、
微生物活用についての最新の情報とその原理の紹介をしていただきました。

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乳酸菌、枯草菌、放線菌の三者を使用して、下水汚泥や家畜糞をコンポストし、
たい肥を作ることが有益なことを、実例を踏まえて分かりやすい言葉で
細かくご説明していただきました。

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松井先生のお話をお聞きして感じたのは、人間活動の結果生じる廃棄物のうち、
下水汚泥、生ゴミ、人糞、家畜糞などは、循環の流れに戻っていくべきであり、
その流れを巧く利用することが有機農業の発展の鍵であるということです。

コンポストしてできあがったたい肥を活用することにより、過剰な化学肥料及び農薬を
使用する必要がありません。循環のサイクルをこの現代日本では巧く利用できていないが
故に、農薬や化学肥料が使用されてしまっているように思います。

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久しぶりに大学の講義を聞いているような、個人的には少し懐かしい雰囲気でした。

NICCOでは今週末の3月16日土曜日に滋賀県竜王町のふゆみずたんぼにて
生きもの観察会を予定しております。
詳細はこちら→
http://www.kyoto-nicco.org/project/japan/topics/929.html
ご家族連れ、グループ皆さんの参加を募集しています!
ニホンアカガエルの卵やオタマジャクシ、カスミサンショウウオの幼生など
希少種が観察できるかもしれません。

NICCOの”ふゆみずたんぼ”の取り組み→
http://www.kyoto-nicco.org/project/japan/cat70/fuyumizutanbo.html

第四回 農家支援講座(全四回) "有機農業のすすめ" も予定しております。
posted by NICCO at 11:56| Comment(0) | 琵琶湖生物多様性保全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月01日

「第二回 農家支援講座(全四回) "有機農業のすすめ"」を催しました

京都本部広報の八木です。

2月24日の日曜日、第一回同様の寒い中、アグリパーク竜王(滋賀県竜王町)にて、
「第二回 農家支援講座(全四回) "有機農業のすすめ"」を催しました。

滋賀県高島市で2006年より、栽培期間を通して化学農薬や化学肥料を使用せず、
環境保全型の農法に取り組んでいる「たかしま有機農法研究会」の
会長 梅村元成さんを講師にお招きし、有機農産物の販売・流通開拓のノウハウについて
お話をいただきました。
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梅村さんを始めとする高島市の有志の農家の皆さんが、どのように有機農法と関わり始めて
「たかしま有機農法研究会」の設立にいたったか、ブランド「たかしま生きもの田んぼ米」の立ち上げの経緯、そして流通ルートの開拓や外部との関わりについて、ご自身の経験と現状をふまえたお話をしていただきました。

お話を聞いて感じたのは、琵琶湖や周囲の自然とともにあろうとするお考えが、
実践される有機農法の背骨になり、ブランドイメージそのものになっていることです。

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今、「たかしま有機農法研究会」の田んぼには多くの生きもの達が息づいているそうです。
田んぼとは、もちろん、人の営み、”生産”の場です。一方で田んぼは、水辺に集う多くの生命のゆりかごの機能を持ってきました。生産するだけでは無く、そうした多くの生命と共にあることも、”人の営み”では無かったでしょうか?
残念ながら日本の農業は”生産”だけの営みに特化する道を歩んできたと思います。
日本の農業の危機が今日まで延々と叫ばれ続けてきましたが、一つの有益な模索の道が
梅村さん、そして「たかしま有機農法研究会」の取り組みではないでしょうか。

琵琶湖を挟んで竜王町でも、同様の取り組みを行いたいと思います。


京都大学名誉教授の松井三郎先生を講師にお招きし、
第三回 農家支援講座(全四回) "有機農業のすすめ" を3月9日に開催します。
「食の安全を脅かす農薬・抗生物質-それらを使わない有機農業の新技術紹介」
http://www.kyoto-nicco.org/project/japan/topics/39.html

たかしま田んぼ米→
http://ikimonotanbo.jp/index.html

NICCOの”ふゆみずたんぼ”の取り組み→
http://www.kyoto-nicco.org/project/japan/cat70/fuyumizutanbo.html




posted by NICCO at 17:58| Comment(0) | 琵琶湖生物多様性保全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月29日

「第一回 農家支援講座(全四回) "有機農業のすすめ"」を催しました

京都本部広報の八木です。

1月27日の日曜日、小雪舞う寒い中、アグリパーク竜王(滋賀県竜王町)にて、
「第一回 農家支援講座(全四回) "有機農業のすすめ"」を催しました。

講師に東近江市で15年以上にわたって不耕起冬期堪水農法で稲作を行っている安井康典さんを
お招きし、より実践的な冬期堪水水田での有機農法について講演いただきました。

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不耕起冬期堪水農法を始めた際の試行錯誤、そこから導き出した実践。
安井さんのこの農法に対する思いと揺るぎない言葉をお聞きし、
がんばって”ふゆみずたんぼ”をもっと皆さんに知っていただかなくてはと
思いを新たにしました。

IMGP1437.JPG
(農家同士だからわかる話。私も勉強しなくては!)

「農家支援講座」は全四回です。第二回も近日中に行います。
また、「ふゆみずたんぼ生きもの観察会”かえるとサンショウウオの卵を観察”」も
3月16日に行う予定です。


NICCOの”ふゆみずたんぼ”の取り組み→
http://www.kyoto-nicco.org/project/japan/cat70/fuyumizutanbo.html
posted by NICCO at 12:03| Comment(0) | 琵琶湖生物多様性保全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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