2012年10月31日

パキスタン事務所 「レモングラス苗の配布と栽培」

こんにちは、パキスタン事務所の村上です。
現在、NICCOではパキスタンのムザファルガール県ガジィ・ガート郡で農家さんの生計向上のための作物栽培と、水質浄化施設の建設事業を実施しています。(詳しくはこちら

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【写真:現地パートナー団体「Safe Winds Organization」のスタッフ、ボランティアとパキスタン事務所村上(前列右から3番目)】

一般的にこの地域で暮らす農家は、年に一回栽培する小麦による収入に頼る農家が大半です。そのため、複数の作物を栽培することで洪水などの災害時に受ける影響を軽減し、そして、高収入作物を栽培することで貧困農民層の生計向上を農民自身で持続可能にしていく事業を実施しています。

その事業の一環として、先月、事業地でレモングラスの苗を配布しました。

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【写真:レモングラス苗配布の様子】

日本でレモングラスはハーブティーやアロマオイルなどでお馴染みだと思います。パキスタンではグリーンティーと呼ばれ、お砂糖をたっぷり入れて飲む甘いお茶としてパキスタン人の食生活の一部となっています。
レモングラスは、大昔からインドで感染症や熱病に効く薬草として使われていたことから、昨年パキスタン国内でデング熱が流行した際にもレモングラスを買い求める人が急増し、国内の在庫が逼迫する事態があったようです。また、殺菌や消化促進などにも効果があるとされています。

多年草で手間のかからない作物なのですが、あまり知られていませんでした。収穫した新鮮な葉をお茶として煎じて飲むこともできますし、乾燥させて販売することも可能であるため、生計向上の一環として栽培することにしました。

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【写真:見えにくいかもしれませんが、手前が新しく生えた葉、奥の枯れたような棒状の葉が元の苗】

苗を配布してから約2週間後には、植えた苗から新しい葉が生き生きと生えている様子を見ることができ、今後の成長が楽しみになってきました。



☆★☆ NICCOの活動に是非ご協力ください ★☆★

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posted by NICCO at 11:42| Comment(0) | パキスタン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月03日

パキスタン人の素顔(?!)

NICCOは現在、タイやパキスタンで洪水の被災者支援を行っていますが、


そのレポートはNICCOWebサイト
にて公開しています。


今回は、パキスタン洪水被災者支援の会計としてパキスタン事務所に派遣されていた日本人スタッフから見た


知られざるパキスタン人の素顔(?!)をご紹介しようと思います。





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こんにちは、福島です。

はじめて現地に到着した時は、ドキドキしながらパキスタン現地事務所のドアを開けました。


そこには濃い顔のパキスタン現地スタッフの姿。


何だか年齢不詳だし怖そうだなあ…なんて思いながら「Hello.」と声をかけると返ってきた答えは


「コンニチワーハジメマシテー。ヨロシクネー。」


日本語!?発音も上手!そしていかつい外見からは想像もつかないような笑顔!


9月から滞在している他のNICCOスタッフが、仕事の合間に日本語を教えていたようで挨拶は完璧でした。


日本で思い描いていたパキスタン人のイメージとはかけ離れた、明るく愉快なパキスタン人との生活が始まりました。





京の町家から世界に笑顔を!NICCO 京都本部ブログ




一見怖そうな現地スタッフ達だけど、実は愉快な人達でした。





パキスタン人はとにかく大らか。(大らかと言うと聞こえはいいですが。。)


3時に来ると言った不動産屋のオーナーが来た時間は4時半。滞在先のホテルの従業員に「この廊下の電球切れてるよ」と言うと「イエーース!」と明るく返され、電球が代えられたのは2週間後。細かいことなんて誰も気にしないのです。モバイルクリニックで出会ったおばあちゃんは実年齢60歳だったのですが、「40歳」だと豪語していました。20歳なんて気持ちでカバーできちゃいます!まさに究極のアンチエイジング!





パキスタン人は人と人の距離が近い。そして、とてもあたたかく優しいハートを持っていました。銀行に行っても薬屋に行っても「チャイ(紅茶)飲んでくか?ご飯食べてくか?」と誘ってくれ、いつも彼らのホスピタリティを感じていました。初対面だとかそんなこと一切関係なく、ただただ人と人との距離が近いのだと感じました。洪水という未曾有の大災害が起こった支援先の村でも、緊急物資配給やモバイルクリニックの後にご飯を出してくれ私たちをもてなしてくれました。








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私たちのためにご飯を用意してくれている村人。








派遣される前のパキスタンの印象は「自爆テロ」という悪い印象ばかりが強く、無意識のうちに住んでいる人たちにも恐ろしい印象を持っていたような気がします。パキスタンは確かに安全な国ではありません。アフガニスタンとの国境付近は一般人が立ち入れないほど緊迫しているし、大都市では自爆テロが頻繁に起き尊い命が失われています。しかし、パキスタンに住んでいる多くの人々は私たちと同じようなごくごく普通の人達で、私が出会った人々も明るすぎるほど明るい人達ばかりでした。日本から離れ不安な気持ちでいる時、何度現地の人の明るさに励まされたことか。





国際協力の第一歩。それは相手を知り理解することです。


今回は、偶然パキスタンで洪水が起こり、偶然パキスタンに派遣され、偶然パキスタン人のいい所を深く知ることができました。今後もしもパキスタンで何か不幸なことがあれば、また力になりたいと強く思っています。しかし、それは他のどの国にも言えることで、その国のことを理解し相手を身近に感じることが、困っている時に何かしたいと思うキッカケになるのではないでしょうか?





このブログを読んで少しでも、「ああパキスタンってこんな国だったんだ、ちょっと見方が変わったな。」そう思ってくれたらとても嬉しいです。








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村の子どもたち
posted by NICCO at 21:12| パキスタン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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