2015年08月14日

【イラン・マシャッド事務所】イランの紹介〜イマーム・レザー廟編〜 Introduction of Iran –Imam Reza Holy Shrine-

NICCOで働くイラン人スタッフがイランを紹介する記事の2回目。今回はマシャッドにあるイマーム・レザー廟についてお話しさせていただきます。

This blog entry is the introduction of life in Iran by our Iranian staff for the second time. We are talking about the Imam Reza Holy Shrine in Mashhad at this time.
(Japanese and English)

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■ マシャッド市について About Mashhad

こんにちは、私はファルザネ・セイフハシェミです!私は2014年の9月からNICCOでの勤務を開始し、アフガニスタンにあるヘラート州とゴール州の人々を支援するために、このNICCOのプロジェクトに従事しています。今回、私はNICCOのプロジェクトの拠点となっているマシャッド市にあるイマーム・レザー廟についてご紹介したいと思います。

Salam, this is Farzane SeifHashemi! I work in NICCO from September 2014, and I am trying my best to the supporting project for Afghan people who live in Herat and Ghor provinces.
I would like to talk about Imam Reza Holy Shrine in Mashhad where NICCO sets up the project office at this time.

マシャッド市はイラン北東部に位置するラザビィー・ホラーサーン州の州都でイラン国内でも有数の都市です。マシャッドには博物館や公園、ショッピングセンターなどの魅力的な観光地や娯楽施設が沢山あります。マシャッドは巡礼者から観光客まで、また、年齢に関係無く楽しめます。自然が豊かである一方、美しい建築物があり、そして伝統的な側面と近代的な側面を併せ持つのがマシャッドです。
そして、イスラム教・シーア派の人々にとっての最も重要な巡礼地であるイマーム・レザー(シーア派・12イマーム派の第8代)の廟があることで知られています。廟にはシーア派・12イマーム派の第8代のイマーム・レザーが眠り、イスラム教・シーアの巡礼地として聖地と位置付けられています。廟の大きさとして世界第1位の敷地面積を誇り、また、収容人員の面でも世界第2位の規模をもちます。

Mashhad is the one of the largest cities in Iran and the capital of Razavi Khorasan Province. Located in the Northeast of the country, Mashhad is the best known for its spiritual pilgrimage mausoleum of Imam Reza (the eighth Imam of Twelver Shia). And also, there is a lot of attractive sightseeing spots like museums, parks, shopping centers, and recreational sites in this mega city. Mashhad always offers something unique to pilgrims or tourists irrespective of age. There is rich nature and beautiful architecture. Mashhad is at once the traditional and the modern place. And what makes Mashhad known as the spiritual capital of Iran is Imam Reza Holy Shrine which is the pilgrimage place for Muslims to worship their 8th holy Imam been buried in there. Imam Reza Holy Shrine is the largest shrine by size and the second largest by capacity in the world.

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■ イマーム・レザー廟 Imam Reza Holy Shrine

年間2,000万人以上の巡礼者が訪れるイマーム・レザー廟はイラン国内でも有数な観光地の一つとなっています。また宗教上の理由以外にもその建物の雄大さや美しさにより世界中から観光客がイマーム・レザー廟を訪れてきます。
廟内には素晴らしい伝統的なイラン・イスラム建築様式の建物、どこから見ても煌びやかな黄金のドームやミナレート(塔)があります。また各々の建物にはモザイク模様やガラス細工も施されています。イマーム・レザー廟の美しさと荘厳さはイスラム教・シーア派の巡礼者のみならず、一般の観光客も魅了しています。また廟内には外国人観光客向けの国際部があり、海外からの訪問客に対応するために英語のガイドを用意しています。

More than 20 million pilgrims visit the Imam Reza Holy Shrine per year. It has turned this place to the centre of tourism in Iran. Besides religious secrecy, this shrine has attracted lots of tourist from all over the world since it is so magnificent and beautiful. The traditional Iranian and Islamic architecture are impressive in the shrine. And the golden dome and minarets are flashing in all aspects. Inside of architecture are beautifully embellished with mosaic and glass works. The beauty and the glory of the shrine enthralled not only Muslim pilgrims but also Non-Muslim visitors. There is the international office to assist foreigners in the shrine. The office offers English speaking guides to deal with visitors from foreign country.

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さらにイマーム・レザー廟内部にある、大きな図書館や本屋、また昔から伝わる聖書・絨毯・その他道具等を所蔵している博物館が入ったゴーハル・シャード寺院は有名です。ナガレ・カーンの音色は日の出と日の入り前のお祈りの時間を告げます。特別な楽器によるその音色はとても素晴らしく幻想的です。

In addition, the Imam Reza Holy Shrine complex contains the Goharshad Mosque is famous for the big public library, the bookstore, and the museum has a collection of old holy books, carpets and tools, The sound of Naghare Khane tells prayer times before sunrise and sunset. Naghare Khane by playing special musical instruments makes it very impressive and fantastic.

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■ 廟の鳩たち The pigeons fly over the shrine

もう一つイマーム・レザー廟の特色として忘れてならないのはハトです。ハトはイマームの善行、寛容、慈悲の教えを掲示していると考えられています。イマーム・レザー廟の空をハトたちが自由に飛ぶのを見ることができるのはもちろんですが、廟内にある庭からドームの頂上などいたるところでもハトを見ることができます。なおイマーム・レザーの巡礼者がハトへ麦の種子を与えることは祈りの意味も込められているそうです。

Another special thing of the Imam Reza Holy Shrine is pigeon, which we should not forget about it. The pigeons live in the shrine are considered as signs of Imam’s beneficence, generosity, and mercy. We are able to see these beautiful birds flying freely over the court. And also we can see them everywhere, like the top of the dome and the courtyard and so on. It is thought that there is a meaning of pray behind the pilgrims feed the pigeons on wheat seeds.

スピリチュアルな時間を過ごすためイマーム・レザー廟はいつも沢山の人々で賑わっています。イマーム・レザー廟を始めとする観光スポットが、ここ中東の一角にあるマシャッド市を世界中の人々を引き付ける場所にしています。

The holy shrine of Imam Reza is crowded with people who visit there so as to spend spiritual time This shrine and other tourist attractions have turned Mashhad is located Middle East into the place attracts people from all over the world.

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http://www.kyoto-nicco.org/project/support/index-afghan.html
アフガニスタン国内での人道支援(イラン・マシャッド)
http://www.kyoto-nicco.org/project/iran_afghanistan/index.html
イランにおけるアフガニスタン難民支援(イラン・テヘラン)

2015年8月14日
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2015年07月30日

【イラン・マシャッド事務所】イランの紹介〜ラマダン編〜 Introduction of Iran –About Ramadan-

今回はNICCOで働くイラン人スタッフがイランのラマダンとイフタールについてお話しさせていただきます。
Our Iranian staff talks about ramadan and iftar in Iran.

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(English follows)
こんにちは、私の名前はマリヘ・シャマエリといいます。私は2014年の4月からNICCOでの勤務を開始し、アフガニスタンのヘラート州とゴール州に暮らす人々を支援するためのプロジェクトに従事しています。
今回私は6月17日から始まり、およそ一ヵ月間に渡って行われるラマダンについてご紹介したいと思います。

ラマダン月の断食はイスラム教の重要な要素です。イランやその他の国々のイスラム教徒の人々は、この月の日昇から日没までの間に断食を行います。

ラマダン期間中イスラム教徒の人々は、一日三回の食事を二回に置き換えます。そのうちの一つはサハリと呼ばれ、早朝日が昇る前に食され、もう一つはイフタールと呼ばれるものであり、日没に供される二回目の食事です。


■ イフタールの思い出

イスラム教徒にとってラマダン期間中の最も一般的な習慣は、イフタールに親戚を招待することです。イフタールの食事は通常の食事とは異なるものであり、一般的には、紅茶やナツメヤシの実、スープ、野菜、チーズ、特製のお菓子類、デザート、そしてメインの料理が並びます。これらのテーブルの上に一度に並ぶ多くの食べ物が、人々にとって、彩り豊かなイフタールの思い出となります。

私にとっても、テーブルに並べられたたくさんのイフタールの食事は、子どもの頃の懐かしい記憶を呼び起こすものです。ラマダン月、私の母は親戚一同を招待し、また私たちもイフタールのパーティーに招かれていました。そのため現在でもラマダンが始まる際に最初に思い出すのは、色とりどりの食事が並んだ長テーブルであり、長い断食の後、私はいとこと座って楽しく過ごしました。そんなイフタールは、あっという間に終わってしまうもののようでした。

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Hello, my name is Malihe Shamayeli. I’ve been working in NICCO since April 2014 on the project which aims to support the people residing in Herat and Ghor provinces, Afghanistan. Today, I’d like to introduce Ramadan which started on 17 June and is going to last for approximately one month.

Fasting during the month of Ramadan is one of the Islam’s pillars. Muslim people in Iran and all other countries fast during the daylight hours from dawn to sunset in this month.

During Ramadan Muslim people replace three meals in a day with two meals, one so-called Sahari which is consumed early in the morning before the sunrise and another so-called Iftar which is the second meal served on sunset.


■ Mémoire of the Iftar

One of the popular customs among Muslim people during Ramadan is to invite relatives for Iftar. Iftar meals are different from usual dinners, and ordinarily consists of tea, dates, soap, vegetables and cheese, special sweets, dessert and the main food. This variety of food for one meal in the table makes Iftar colorful and memorable.

For me too Iftar put on the table always reminds the sweet memory of the childhood. Because of Ramadan my mother was inviting all the relatives and we were also invited to other’s Iftars Party. So still when Ramadan is starting, the first memory which comes to my mind is the long tables of colorful foods, enjoying sitting with my cousins after long hours of fasting, and the Iftar would finish soon with the time.

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アフガニスタン国内での人道支援(イラン・マシャッド)
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2015年7月30日
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2015年07月27日

【イラン・マシャッド事務所】アフガニスタン女性のための識字教室

前回から引き続き、マシャッド事務所で携わっているアフガンニスタン人道支援事業を紹介したいと思います。

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サラーム(こんにちは)、イラン・マシャッド事務所の秋元です。マシャッドも7月に入り暑さ(熱さ)が厳しくなってきました、日中は40度程までいきます。イランでは5月ぐらいから35度を超えたりすることもあるので7月になったからといって特段暑くなってきた感はないのですが、日光の強さを含めて、やはりイランの7月〜8月は厳しい日々が続くのでしょう。

さて前回から引き続き、マシャッド事務所で携わっているアフガンニスタン人道支援事業を紹介します。今回はアフガニスタンの女性たちのための識字教室についてです。


■ 女性識字教室 ヘラート州 

事業地域であるアフガニスタン・ヘラート州の農村部やゴール州では女性の識字率が低いことから、この地域の15の村に住む女性たち400名を対象に、教育省識字局作成の教科書である”Land Afghan”を使用して1日2時間、週6日の授業を行っています。この識字教室によって現地の女性たちが小学校1年生から6年生レベルの識字能力の習得を目指しています。

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識字教室で実際に使用されている教科書”Land Afghan”の4年生から6年生用。

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教科書”Land Afghan”の中身の一例。算数や保健衛生など、日常生活を送る上で必要な知識も同時に学ぶことができるように配慮されています。

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事業地の一つであるアフガニスタン・ヘラート州・マラダン村での識字教室の実施風景。

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先生の教鞭にも熱が入ります!

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事業地の一つであるアフガニスタン・ヘラート州・エシャック・スライマン村での識字教室の実施風景。


■ アフガニスタン女性の教育環境 

アフガニスタンの女性や女子達を取り巻く教育環境は依然として厳しい状況です。学校が近くに無い・貧困層の子ども達が未就学となりやすい、小学校4年生以上の女子を通学させる慣習がないなど、様々な問題があります。また、女子生徒を教えるのは女性教員が望ましいという伝統的な価値観がある一方で、その女性教員が不足していることが、女子の教育環境改善の足かせとなっています。
そのような中でもNICCOのこの識字教室を通して、アフガニスタンの女性たちが社会的自立のため、そして未来のために日々努力しています。

http://www.kyoto-nicco.org/project/support/index-afghan.html
アフガニスタン国内での人道支援(イラン・マシャッド)
http://www.kyoto-nicco.org/project/iran_afghanistan/index.html
イランにおけるアフガニスタン難民支援(イラン・テヘラン)

2015年7月27日
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