2012年08月02日

女性の家庭菜園

こんにちは、ブログ初登場のパレスチナ事務所の市原です。今日は女性の家庭菜園について紹介します。

NICCOでは、女性の収入創出の取り組みとして、ここヨルダン川西岸のトバス県にて、有機農法による家庭菜園での野菜の栽培を支援しています。NICCOが家庭菜園で使用する資機材や野菜の苗を配布し、現在24名の女性が各自の家庭菜園で有機農法により野菜を育てています。

トバスでは、域内外市場向けに野菜が大規模栽培されていますが、化学農薬の大量投入による、人体への影響や環境汚染問題が深刻化しているという現状があります。また、パレスチナ社会においては、伝統的に女性の地位が低いため、この取り組みにより女性の社会活動を促し、収入創出能力を高めることで、地位向上を図ることを目指しています。

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【女性の家庭菜園(写真手前・キュウリ、写真奥・トマト)】

二週間に一度、農業技師が各家庭菜園を訪問し、家庭菜園での指導を行っています。
有機農法による野菜の栽培法を教示し、個別の質問や要望にも対応します。野菜に水をあげているのに育ちが悪い、野菜に斑点がある、資機材が壊れているようだ等々、参加者からの質問や要望は様々です。

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【家庭菜園での指導の様子(写真左・農業技師、写真中央・NICCO日本人スタッフ、写真右・グループ女性)】

私も時々家庭菜園訪問に同行しますが、熱心に手入れを行っている参加者も多い反面、家庭菜園があまり積極的に手入れされていない状態を発見することもあります。そのような参加者に対しては、農業技師と共に手入れの仕方を繰り返し説明します。なかなか根気のいる作業ですが、参加者のためになると信じ、行っています。

そんな問題に時として直面しつつも、やはり野菜がすくすくと育っている様子を見ると嬉しくなります。

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【すくすく育ったトマトの実】

また、家庭菜園を訪問すると必ずと言っていいほど、参加者が採れたての野菜をプレゼントしてくれます。お気に入りはキュウリです!ぽりぽりとした歯ごたえがたまりません。

収穫した野菜は家庭で消費するだけでなく、加工食品にしてTubaseeブランドとして販売もしています。

写真手前のチリ・シャッタはとても辛いですが、パンにつけて食べると辛さがやわらかくなり、とても美味しく、おすすめです。その他にも、チリ・シャッタと同様にパンにつけて食べると美味しいスパイシー・ソースや野菜のピクルス、ケチャップ等があります。
中でも一番人気は、ザータル・スパイスです!タイムを乾燥させ、粉末状にしたものにスパイスを混ぜ合わせて作ります。パンにオリーブオイルをつけ、ザータルをつけて食べると本当に美味しいです。

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【Tubaseeブランドの加工食品】

家庭菜園をまわると女性との交流を通じていつも元気をもらえます。パレスチナの女性はパワフルでフレンドリーな人が多いので、一見すると女性の地位が低いとはなかなか思えませんが、やはり日本や欧米に比べるとまだまだ女性の地位が低いというのは事実です。

そのような状況下にいる女性に少しでも社会活動の機会を提供して、収入創出に結び付け、女性の地位向上の一助になれたらと願い、今日もトバスで活動します。

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2012年04月02日

パレスチナ産オリーブオイルTubasee Nabaliまもなく到着!

161903_384166964935170_1451598058_n.jpgNICCOのパレスチナオリーブ農家支援から生まれた、エキストラバージン・オリーブオイルTubasse Nabaliが協力会社より4月に輸入されることになりました!。(協力:環境機器株式会社)
→プロジェクトについて詳しくはこちら

このTubasee Nabaliは、昨年9月にイスラエルのナザレスで開催した国際ワークショップをきっかけに、イスラエルのNGO”Sindyanna of Galilee”にも、1t納入し、受入検査も優秀点で合格しています。
パレスチナからSindyannaへのオリーブオイル輸入は、品質や信頼という点において、私達のTubasee Nabaliだけということです!
NICCOプロジェクトを通じて、パレスチナのオリーブ農家さんが、イスラエルのNGOとの連携も可能になったわけですね。
まさにプロジェクトの目的である“信頼関係の醸成”のモデル。
価格もフェアトレード価格で、パレスチナ域内の市場で並のオイルを販売する場合と比較すると、40%程度アップの価格で購入してもらっています。
Sindyanna of GalileeのWebサイトでも紹介されています。

また、この届きたてのオリーブオイルTubasse Nabaliは、
4/21.22 オリーブをテーマとしたワールドマルシェ型イベント「Olive Japan 2012」で販売されます!
(販売元:環境機器株式会社)
250ml特別価格:1500円での数量限定でのご提供の予定です。
オリーブアンバサダーとして、石田純一さんも登場します!ぜひご来場ください。【入場無料】

日時:2012年4月21日(土)/22日(日)
会場:二子玉川ライズ ガレリア(メイン会場)及び二子玉川地区の商業施設
(東京都世田谷区玉川2-21-1 他)
主催:OLIVE JAPAN 2012実行委員会/一般社団法人日本オリーブオイルソムリエ協会

→オリーブジャパン2012について詳しくはこちら

Tubasee NabaliのFacebookページもできました!

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2012年01月25日

Tubasse Nabali レシピ

こんにちは、パレスチナ事務所長の吉田です。
今年も引き続き、トバス村のオリーブ農家達から成る聖の木農業組合とともに、高品質なエキストラバージン・オリーブオイル“Tubasee Nabali”の生産に取り組みます。

パスタをお勧めレシピで食べる橋本所長.jpg今日は、Tubasee Nabali愛用者で、現地関係者の間でも健康志向と評判の、対パレスチナ暫定自治政府日本国政府代表事務所の橋本尚文所長にお話を伺いました!

「Tubasee Nabaliの味について、ご感想をお聞かせ下さい。」
橋本所長:ヨーロッパ産のものとは少し違った、独特のたくましい味わいがありますが、これはトバスの暑く乾燥した気候と関係があるのかもしれませんね。昨年10月に搾りたての新鮮なものを味わいましたが、濃厚な抹茶のような色合いと、オリーブの果実の味がそのまま感じられるような新鮮な味、そしてぴりっとした後味が気に入りました。私の台所でも大活躍していますよ。

「今日は、Tubase Nabaliの楽しみ方を紹介してくださるとか」
橋本所長:はい。私は搾りたてのTubasee Nabaliが好きなのですが、新鮮なものは味が強めなので、これとバランスの取れる食材とよく合うと思います。私の最近のお気に入りは、紀州梅とパルミジャーノで楽しむパスタ料理です。太めのスパゲティー(7mm程度)を固めにゆでて皿に盛りつけ、Tubasee Nabaliをパスタ全体に馴染む程度にふんだんにかけます。これに細かく削ったパルミジャーノチーズをたっぷりふりかけ、種を取って細かく刻んだ紀州梅もパスタに乗せて出来上がりです。とても簡単にできるので、友人と集まった時などにも、ワイワイと皆で楽しむこともできます。

レシピ実証会のもよう.jpg
レシピ実証会のもよう

ということで、さっそく橋本所長と一緒に、お勧めのレシピを試してみました。意外な組み合わせと思われるかも知れませんが、それぞれの素材の味の融合が絶妙で、美味しいです。もちろん、白ワインともよく合いますよ!

簡単な食材で楽しめます.jpg
簡単な食材で楽しめます

→NICCOのパレスチナでのオリーブ農家支援
posted by NICCO at 22:47| パレスチナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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