2014年12月19日

【シリア人道支援】女性向け心理社会的ワークショップ JORIA オーソドックスクラブ バザー

こんにちは!はじめまして。
12月からヨルダン事務所に赴任しましたインターン生の岡玖美(おか くみ)です。
現在私は、京都の大学に通う法学部4回生です。これまで何か国か旅行したことがありますが、中東の国に滞在するのは今回が初めてです。中東といってもあまり住むイメージがなかったので、赴任して1週間毎日が発見です。(笑)と自己紹介はこれくらいにして、このブログではこれから赴任期間の3か月間、そんな自分の視点を時々交えつつヨルダンでのNICCOの活動を日本に住む皆さんにお伝えしていければと思います。

さて第1回目は、NICCOのプログラムから発展してできたブランド、JORIA(ジョリア)が参加したオーソドックスクラブ(アンマン市内)のバザーの様子をご紹介します!(12月5、6日開催)

JORIAとは、NICCOのヨルダンでの主な4つのプログラムの1つ女性向け心理社会的ワークショップから発展してできたブランドです。
そもそもこのプロジェクトはシリア難民や社会的に立場の弱いヨルダン人の女性を対象に、刺繍、編み物、料理教室を開いており、これは作業に没頭しながら似た境遇に置かれた女性同士で語り合うことでトラウマやストレスを和らげる効果をもたらす作業療法の理論に基づいています。
JORIAではこのワークショップを終了してスキルを身に着けた参加者の有志と専門のデザイナー、コーディネーターがともに質の高い商品を販売して、女性たちの収入創出による自立支援を行っています。

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↑アンマンにある施設(オーソドックスクラブ)の体育館。生活雑貨からお菓子、アクセサリーまで様々なものが販売されていました!クリスマスグッズを売るお店もたくさんあってクリスマスの雰囲気が漂っていました。

図2.jpg
↑JORIAブース
デザイナーのメイさん(写真左)とコーディネーターのシリーンさん(写真右)

図3.jpg
↑クリスマスっぽいカラフルなお菓子たち♡
食べるのがもったいないくらい!

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↑いろんな香りのソープ!

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↑ラクダのクリスマスツリーデコレーション♡♡♡

本日(12月6日)の売り上げは約500JOD(\85,000)でした。
地元の人から外国人観光客まで様々な人が商品を手に取ってくれていたように思います。この日は特に刺繍のコースターとバッグが人気でした。

1,2月以降、JORIAは日本、イタリア、東欧にマーケットを広げていく予定です。これからもより多くの人にJORIAの商品を知って手に取ってもらうことでシリア、ヨルダンの女性たちの自立支援が促進されればと思います。

*“JORIA” Facebook:
https://www.facebook.com/joriaforwomen?ref=ts&fref=ts
*JORIA オンライン販売サイト:SOUQ HALAB(スークハラブ)
http://eathalal.jp/

*NICCODのシリア内戦の被災者に対する人道支援事業 (ヨルダン人貧困層に対する支援を含みます)
http://www.kyoto-nicco.org/project/support/syria001.html

☆★☆ NICCOの活動に是非ご協力ください ★☆★

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2014年09月30日

【シリア人道支援】子ども向け心理社会的ケアワークショップ 演劇発表会

こんにちは。ヨルダン事務所インターン生の用品です。先日ヨルダンでは、数か月ぶりに雨が降りました。9月も終わりに近づき、犠牲祭での大型休暇を控えたNICCOD*ザルカ支援センタースタッフ一同はそわそわしています。

さて、ザルカ支援センターで行われている子ども向け心理社会的ケアワークショップでは、9月6日と20日、3か月間のプログラムの集大成としての演劇発表会がザルカ県内の劇場にて開かれました。全参加者60名が4グループに別れ、1日2グループずつ、それぞれの演劇項目を発表しました。

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心理社会的ケアワークショップは、過去の辛い経験を見つめ直し、語りを紡ぎ出して自分なりの物語を完成させ他者に受け止めてもらうことで、内戦や日々の生活難で負った心の傷を癒すことを目的としています。演劇活動では、これまで行ってきた描画やクレイモデルより高次元の、時間軸を持つ表現形式をとるため、より一層緊張感のある情報量の多い表現を通して過去と向き合う密度を高めることが期待されます。以下、子どもたちが演劇を通して伝えた苦悩について、場面ごとに紹介したいと思います。

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このグループは、学校を辞めて働くことを父親に強いられる子どもたちと、夫からの暴力を恐れるあまり周囲に助けを求めることができない母親の葛藤を表現しました。第三者として役を演じ、客観的に過去の経験を見つめなおすことで、心の整理が加速されていきます。

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他のグループにて演じた、この女の子は、学校のみんながバスで通学するなか、自分だけ徒歩で学校に通わなければならないなどの苦悩を抱えながらも、家庭の経済状況を考えると、両親になかなか本当の気持ちを伝えられないもどかしさを訴えています。観客のみなさんの反応が直接彼女に伝わり、セリフにもより一層気持ちがこもります。

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両日ともに、参加者のご家族や地域の方など、たくさんの方にご来場いただきました。中には劇の内容に共感し涙する方もいらっしゃいました。

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発表を終え、ワークショップで学んだことを堂々と発表する出演者

自分の紡いだ物語が観に来た方々に受け入れられただけでなく、その人たちの心を良い方向に動かしたという実感は、子ども達が自分を肯定していくきっかけとなり、被害にあってマイナスに振れた彼らの心をプラスへ動く大きな力にきっとなるのではないかと思います。

*NICCODのシリア内戦の被災者に対する人道支援事業 (ヨルダン人貧困層に対する支援を含みます)
http://www.kyoto-nicco.org/project/support/syria001.html

ヨルダン事務所
ザルカ支援センター
インターン生
用品 知美

*NICCODはアラビア語圏でのNICCOの呼称です。
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2014年09月03日

【シリア人道支援】心理社会的ワークショップ スポーツセッション

マルハバ!(こんにちは!)8月より京都本部からヨルダン事務所に派遣されました、インターン生の用品です。ヨルダンの子どもたちや現地スタッフからアラビア流の踊り方を習うのが最近のマイブームになっています。

さて、NICCOのザルカ支援センターでは、子供向け心理社会的ワークショップの一環として、8月21日にスポーツセッションが開催されました。
(心理社会的ワークショップの詳細については、8月9日の記事をご覧ください。)

このスポーツセッションの目的は、子ども達が体を動かしてストレスを解消することだけでなく、プログラムの最後に予定している演劇発表会に向け、参加者が一丸となって取り組むことができる環境を整えることや、同じ地域で生活するヨルダン人とシリア人の共存に寄与することも含まれます。

炎天下にも関わらず、当日は30名以上の子ども達がセッションに参加し、国籍や性別に関係なく全員でサッカーを楽しみました。
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セッション前半ではグル―プごとにドリブルやパスの練習を、後半ではチームに別れて試合を行いました。本番では各チームが作戦を練り、ポジショニングを決め、互いに声を掛け合いながら試合に臨みました。

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セッション前半に行われたパス練習の様子

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ユニフォームを着て、試合に臨む子ども達

スポーツセッション終了後は、今日何を学んだのか、その学びを今後どう活かしていきたいか話し合い、フィードバックの時間が設けられました。セッションを通して仲間と励ましあう姿勢や、自分の役割に責任を持ち、協力して目標を達成する意義を学べた、という意見が多くでました。

現在、子ども達は、9月6日の演劇発表会に向けて一致団結して練習に励んでいます。プログラムで得た学びの集大成としての発表会を、私も現地スタッフもとても楽しみにしています。

*NICCODのシリア内戦の被災者に対する人道支援事業 (ヨルダン人貧困層に対する支援を含みます)
http://www.kyoto-nicco.org/project/support/syria001.html




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