2015年02月27日

【シリア人道支援】カウンセリング 女性向けカフェ レクチャー by Islamic Ministry

こんにちは!
ヨルダン事務所インターンの岡です。
2月に入りましたね!最近1週間が過ぎるのがとても早いです。
このブログを書くのもあと数回かと思うと少しだけ寂しい気がしますねー。少しだけ。
さて、7回目のブログは女性向けカフェで行われているレクチャーについてお伝えします!

■女性向けカフェ レクチャーとは
女性向けカフェは週に1回開かれているオープンスペースです。ここでは社会的に弱い立場のシリア難民、ヨルダン貧困層の女性が集まり、自由な時間を過ごすことで日常生活でのストレスや悩みから解放されリフレッシュすることを目的としています。
女性向けカフェで、おしゃべりはもちろんのこと、ダンス、メイク・ヘアーアップ教室、その他講師を招いてのレクチャーなどその時々で様々なことに参加できます。

2月4日の女性カフェでは政府イスラム省、ビジネスウーマンセンターから講師を招き、「イスラムに基づくより良い生き方」についてのレクチャーが行われました。

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↑講師(前方右)によるレクチャーの真最中。

レクチャーは午後1時から1時間ほどで、20~25人の女性たちが参加しました。
内容は、自分のコミュニティーでの生き方や、そこに生じる人間関係や価値観の違いなど、様々な問題に対してどのような姿勢で向き合うべきかを、イスラム教の教えから学ぶものでした。

自分が育ってきた土地を離れて、文化も価値観も違う全く知らない国に移り住んでいる彼女たちが、現在のコミュニティーですぐに折り合いをつけて上手く暮らすのはなかなか難しいことなのではないでしょうか。
今回のレクチャーがそれぞれ自分のいる環境にどのように向き合って生活していくべきかのヒントになっていればと思います。

最後に、今回参加していた女性たち(うち10人ほど)に少しだけインタビューしてみました。

Q女性カフェはどうですか?

A
・とてもくつろげる時間で毎週待ち遠しい!
・家族のほとんどがシリアに残っていて、今まではこちらでの生活が心細く寂しかった。でもこの場に来ていろんな人と出会い人間関係・絆ができたので嬉しい!寂しくない!
・新しい人間関係だけでなく、レクチャーによって様々な新しい知識を得ることができるのが楽しい、嬉しい!

などなど、様々な意見が口々に飛び出していました。

インタビューの間、みんな目を輝かせながらイキイキと楽しそうに話してくれたのが何よりも印象的でした。

これからも女性カフェが女性たちにとって欠かせない場所であってくれればうれしいです。




*NICCODのシリア内戦の被災者に対する人道支援事業 (ヨルダン人貧困層に対する支援を含みます)
http://www.kyoto-nicco.org/project/support/syria001.html
*“JORIA” Facebook:
https://www.facebook.com/joriaforwomen?ref=ts&fref=ts
*JORIA オンライン販売サイト:SOUQ HALAB(スークハラブ)
http://eathalal.jp/

※JORIAとは本事業の女性向けプログラム参加者の中から有志が立ち上げた制作グループです。


☆★☆ NICCOの活動に是非ご協力ください ★☆★

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2015年02月10日

【シリア人道支援】女性プログラム 料理ワークショップ

こんにちは!
ヨルダン事務所インターンの岡です。
マイブームはヨルダンのおいしいパン探しです。個人的には今のところデーツパンが1番です♡

ということで、今回は食べ物にちなんだ女性向け心理社会的ワークショップをレポートします!

女性向け心理社会的ワークショップとは?
女性向け心理社会的ワークショップは、アラブ社会では弱い立場にある女性を対象(シリア難民・ヨルダン人貧困層)に、週に2日、刺繍、編物、料理、石鹸教室を開き、作業療法によって精神的ストレスなどの心理社会的ケアを目的に行われています。

1ターム1〜2か月で週に2日、1ワークショップあたり15〜20人が参加して実施しています。先生はどのワークショップも現地の方たちです。(料理はシリア人先生、他はヨルダン人先生)ワークショップの内容はそれぞれ、先生たちが相談して決めたシラバスに沿って進められます。

料理ワークショップのシラバスは、@ケーキAカップケーキBペイストリーズ(春巻きのようなもの)CクッキーDモロッコ料理EバラーゼFピザGクッキーHケッベIシリアのミルクプディングJシシバラク(挙げた餃子をヨーグルトで煮込んだもの)Kマムール(デーツのクッキー)
と、主にシリア料理が盛りだくさんのシラバスです。

また、参加者の女性たちには1人1人ワークショップのタームを始める前と終了した後の2回精神状態のアンケートと簡単な心理テスト(指定した物の絵をかいてもらいそこから精神状態を調査するバームテスト)を受けてもらい、グループ療法としてのワークショップの効果を確認しています。

ではここで、1月25日に行われた料理教室(Eバラーゼ)に参加してきた様子をここからはご紹介します。↓↓↓

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こちら右端が料理教室の先生。
大きなボウルに小麦粉とオイルと砂糖を入れて生地を作っています。

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先生の手際の良い作業を参加者の女性たちはみんなメモを取りながら真剣に見ています。

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戸棚には様々な材料が入った瓶がいっぱいです!

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はい、生地完成!
さて、隣の部屋に移って生地を形作っていきます。


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みんなで大きなテーブルを囲みわいわいと楽しくおしゃべりしながら先生が作るのに倣って形を作ります。

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結構出来てきました!

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オーブンに入れて10分ほど焼きます!

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この間にも女性たちは砂糖の量など作り方を先生に熱心に質問しているようでした。
家でも挑戦するのでしょうか!


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はい、完成!
シリアの代表的なお菓子バラーゼです!(前回食レポしたお菓子です)
ずばりセサミとピスタチオのクッキーです♡

みんなでわいわいおしゃべりしながらお菓子を作って食べる、あっという間の楽しい時間でした!

フィールド・マネージャーのシリーンに、女性向け心理社会的ワークショップや参加者に聞いてみると、参加者の女性たちはみな何らかの問題(家庭での夫婦関係、親子関係、経済的なものなど)を抱えているが、周りに打ち明けられず相手がなかなかいないようです。
ある時部屋に来て泣き出した女性がいました。その時の原因はすぐに解決したのですが、彼女の手や体が震えていました彼女は実際、NICCOスタッフは知らないストレスや精神的な問題を抱えており、悩みを他のワークショップ参加者には打ち明けていました。同じような境遇の女性たちの集まるワークショップの存在が、これからも少しでも多くの女性にとって普段打ち明けられない悩みをお互い共有できる場になればいいなと思います。


*NICCODのシリア内戦の被災者に対する人道支援事業 (ヨルダン人貧困層に対する支援を含みます)
http://www.kyoto-nicco.org/project/support/syria001.html
*“JORIA” Facebook:
https://www.facebook.com/joriaforwomen?ref=ts&fref=ts
*JORIA オンライン販売サイト:SOUQ HALAB(スークハラブ)
http://eathalal.jp/

※JORIAとは本事業の女性向けプログラム参加者の中から有志が立ち上げた制作グループです。


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2015年02月05日

【シリア人道支援】カウンセリングプログラム 女性向けカフェ


おはようございます。
最近、人生で一番規則正しい生活を送っている自信があります。
ヨルダン事務所インターン生の岡です。
最初のアザーンで起きています。(笑)

さてさて今回は、カウンセリングプログラムの一環の「女性向けカフェ」についてその様子をご紹介します!

・「女性向けカフェ」とは
女性向けカフェとは、シリア難民、ヨルダン人貧困層の女性を対象に週に1回開かれている集まりです。参加者の多くは家庭内に問題を抱えており、子どもの非行、不登校、夫による言葉、身体的暴力を受けた経験を持つ女性もいます。このカフェは、そんな彼女たちに女性だけで集まり、思うままに自己表現できる自由な時間とスペースを提供しました。似たような境遇にある女性同士が、お互いの経験を共有し合い共に過ごすことで精神的なストレスや問題を緩和することが狙いです。

女性向けカフェという名前通りその時間そのスペースは、男性は一切立ち入れない女性たちだけの禁断の部屋となります。

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いったいこの部屋で何が行われているのか気になりますよね。
今回私はそんな気になる女性カフェに潜入してきましたのでその様子をご紹介します。

しかし禁断の部屋なだけあってこの中での彼女たちの様子を撮ることは難しいです。

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↑女性カフェが開かれたNICCOザルカ支援センター内の地下の部屋

なので、
ここからは個人の想像にお任せします。(笑)

12時ごろからこの部屋に20人ほどの女性が集まってきました。中には小さな子供を連れてきている人もいました。
現地のソーシャル・ワーカー、レイラとコーディネーターのネスリーンが出欠をとり、終わるとアラビアンな音楽がかかります。

すると円形に置かれたイスの中心でみんな踊りだしました。ノリノリです。

私は初めて本場のアラビックダンスを見ましたが、普段のムスリムの女性の姿からは想像できないくらいセクシーな踊りで驚きました!
手と足と腰の動きがとにかくしなやか!

また、その奥では女性にとって関心の高い美容教室が開かれていました。
現地の美容師さんが順番にヒジャブを取った彼女たちの眉を整えていました。
こちらの女性たちの眉はみんなきれいに整えられていて美しいですが、ひょっとしたら眉は美のこだわりなのでしょうか。
普段ムスリムの女性は頭にヒジャブを巻き外で髪の毛を見せることはないので、ヒジャブを取った彼女たちを目にしてとても新鮮で真剣に見つめてしまいました。(笑)
踊る人、眉を整えてもらう人、カップケーキと紅茶を片手におしゃべりする人などなど。
みなさんそれぞれに自由な時間を過ごしていました。

女性向けカフェではその他、その時々に合わせて様々なレクチャー(ヘルスケアの知識からフィットネスまで)も行っているようです。

ここで、カウンセリングプログラムに携わる現地スタッフ、ソーシャル・ワーカーのレイラとコーディネーターのネスリーンに、この女性カフェについていくつか質問してみました。

Q1 女性向けカフェではみんなどういう話をしているのですか?

彼女たちはシリアの様々な地域から来ているため、シリアでのそれぞれお互いの生活や文化の違いなど昔のことから、家族のことや家賃、他の支援団体の情報交換などなど現在のことまで様々なことを話しています。

Q2 女性向けカフェはどういう場ですか?

普段、彼女たちは家の中で夫や子供と限られた人たちのもとで暮らしています。そしてその内側に経済的な問題や家族との問題などを抱え込んでいる女性もいます。
女性向けカフェは、彼女たちを取り巻くそうした環境を一時でも忘れてリフレッシュするための自由な場所です。(なのでここでは個人の抱える問題が話になることはほとんどないようです。)

Q3 初めて参加した時から今までで女性たちに何か変化はありますか?

最初の彼女たちは異なる地域から来ていて知り合いもおらず、全く知らない土地の限られた世界で暮らしているため不安や悲しそうな表情をしています。
しかしこの場で時間を共有することで、次第に打ち解けあい、女性同士はもちろんのことザルカ支援センターのNICCOスタッフとも絆が深まっていきます。またこの時間に行われるレクチャーなどを通して暮らしに役立つ知識を得ることができます。
こうして彼女たちは、これまで未知の世界だった場所につながりができていくことで世界が広がり、踏み出す勇気や自信が芽生えることで自然と以前より笑顔が増えていきます。

今回女性向けカフェに参加して感じたのは、
この場での女性たちは本当にイキイキとして楽しそうだということです。
ノリノリでダンスを踊ったりみんなでワイワイと指遊びしてみたりと、普段の様子からは想像していなかった彼女たちの様子に少し驚くと同時にそれだけ自由な時間をもてているのだと感じ、うれしくなりました。
これからもこの場所を通してさらに女性たち同士が絆を深め、彼女たちの落ち着ける居場所が増えていけばいいなと思います。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
食レポA
久々の食レポはこれです!

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「バラーゼ」
これはヨルダンではなくシリアの代表的なお菓子です。 
ザルカ支援センターで開かれている料理教室で、シリア人女性たちが作っていたところに味見し行ってきました。(笑)
簡単に言うとセサミとピスタチオのクッキーです♡
小麦粉と砂糖とオイルを練って作った生地を丸めて、刻んだピスタチオを付けます。
そしてご覧の通り大量のセサミに大量のシロップを混ぜたものでコーティングします。
後はオーブンで10分ほど焼くだけ!
セサミの香ばしい香りが漂います。
味は、あれだけセサミにシロップをかけていたのに甘すぎず意外と程よい甘さでとても香ばしくておいしい♡♡♡
そして栄養満点です!ピスタチオは存在感を完全に消していますが!(笑)
ぜひ試してみてください。

*NICCODのシリア内戦の被災者に対する人道支援事業 (ヨルダン人貧困層に対する支援を含みます)
http://www.kyoto-nicco.org/project/support/syria001.html
*“JORIA” Facebook:
https://www.facebook.com/joriaforwomen?ref=ts&fref=ts
*JORIA オンライン販売サイト:SOUQ HALAB(スークハラブ)
http://eathalal.jp/

※JORIAとは本事業の女性向けプログラム参加者の中から有志が立ち上げた制作グループです。


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