2015年07月21日

【ケニア事務所】 改良かまど普及への取り組み

Jambo!こんにちは!
NICCOインターンの田中です。本日はブシアンガラ村の改良かまど普及への取り組みをお伝えします。


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6月までは毎日雨が降っていたにもかかわらず、7月も2週目になってから全く雨が降らなくなりました。雨季の終わりを感じる今日この頃です。7月はケニアでは最も寒い時期に当たるそうですが、昼間は30度ぐらいまで気温が上昇します。季節感の違いに驚かされます。

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朝晩は冷えるので子供たちは長袖を着ています。

さて6月になりますが、燃料資源の維持と削減を目的とした高効率かまどが各小学校に完成しました。そこで今月は新しいかまどと従来型のかまどを比較する実験を行いました。今回はその時の様子をお伝えします。


■高効率かまどの普及を目指した取り組み

まず、従来型のかまどとはどのようなものでしょうか?自分も初めて見た時は、これがかまどだとは思いませんでした。下の写真を見ていただけますか?3つの石を並べて、その上に鍋を置いたら、かまどの完成です。作るのはいたって簡単ですが、これでは熱は逃げるし、煙ももくもく上がり、身体にも大変負担がかかります。

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従来型のかまど

そこでNICCOはより少ない薪で効率的に調理することができ、さらに煙の排出を抑えた改良かまどを建設しました。鍋は完全にかまどの中に収まっているので熱が逃げることはありません。また煙はこの建物の外の煙突から外に排出されるので煙がもくもくした中で料理をすることもありません。

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高効率の改良かまど

実験では3リットルの水を沸騰させるのにかかる時間と使用する薪の量を比較しました。改良かまどの方がおよそ半分の時間で水を沸かすことができ、薪の使用量も20%ほど少ないという結果になりました。今後はこの結果を分析し改良かまどの普及活動に利用していきます。

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今回の実験は学校で行ったため子供たちも何が行われているのか興味津々でした。

実験後には改良かまどを利用している各小学校にその利用実態を調査します。その結果をもとに、今後は各家庭への普及に向けて、家庭サイズの改良かまどを建設しワークショップ等を行っていく予定です。


■現地の声を聞き、皆さんに伝えること

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利用者にインタビューを行う様子

調査は改良かまどの利用者にインタビューする方式ですすめます。どれだけの量の薪を使って、どんな料理を何時間かけて作っているのか。インタビューを通して初めて判ることも多く、現地の人々の立場に立って考えるためにも、彼らの声を直接聞くことの大切さを感じます。
そして、現地の声を集めて、日本の皆さんに伝えることの大切さも感じています。ケニアについて少しでも知ってもらいたい、そんなことを思いながら、このブログ記事を綴ってみました。

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改良かまどで料理をしている様子

ケニア農村開発事業
http://www.kyoto-nicco.org/project/kenya/index.html
現地レポート更新
http://www.kyoto-nicco.org/project/kenya/cat136/-201565update-1.html
ケニアの農村にエコサントイレをつくろうプロジェクト
http://www.kyoto-nicco.org/give/menu-kenya.html
かざして募金
http://gooddo.jp/gd/kazashite/nicco/


NICCO インターン
田中 翔

2015年7月21日
posted by NICCO at 11:06| Comment(0) | ケニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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