2015年05月12日

【イラン・テヘラン事務所】インターン生インタビューA ジョヴィド・ホセイニ

image001.jpg
インターン生ジョヴィド・ホセイニ

「僕の夢は、将来 アフガニスタンとイランの架け橋になること。」


サラーム!
イラン・テヘラン事務所インターン生の照喜名です。

ヘイリ ギャルメ! (ペルシャ語で「とても暑い!」)
こちらはだんだん日が長くなり、そして暑さも増しており、本場の夏へ向かっています。


今回は、アフガン人インターン生へのインタビュー第2弾!
ジョヴィドさんとのインタビューについてお伝えしていきます。


今回、協力してくれたのは、ジョヴィド・ホセイニさん(21歳)。彼は職業訓練センターで帰還支援を担当しており、6ヶ月間のインターンを終え、先日フェロー(有給インターン生)に昇格しました。明るいジョヴィドさんは、みんなのムードメーカー的存在!

■アフガン人のインターン生の生活について

ご家族・生い立ちについて教えていただけますか?

兄弟が2人、姉妹が2人、父、母、僕の7人家族です。
僕は、アフガニスタンで生まれ、7歳の時にイランへ来ました。僕の故郷はバーミヤンです。イランに来る前は、アフガニスタンにて神学に関する予備校に通っていました。

学業について教えていただけますか?

現在、僕は大学一年生で、地質学を専攻しています。地球科学について学ぶことが大好きなんです!

週末はどのようにして過ごしていますか?

休みの日は、家で父の仕事の手伝いをしたり、ムエタイ(タイ式キックボクシング)をしたりしています。あとは…、大学の課題や宿題に取り組んでいます。

■NICCOのインターンシップについて

NICCOのインターンシップ制度についてどのようにして知りましたか?

アフガニスタンへの帰還を支援するアフガン難民支援センターの情報を得るためにNICCOを訪れており、NICCOへ会員登録に訪れた際にインターンシップについての情報を得ました。

NICCOのインターンシップへ応募しようと思った動機は何ですか?

僕は、オフィスワーカーとして、事務的な職務経験を積みたいという思いから応募しました。それからコンピュータのスキルを身に着けることができるというのも応募するにあたっての重要なポイントでした。

NICCOの事務所では、どのような仕事をしていますか?
また、インターンを通じて、学んだことは何ですか?


最初は、受付にて会員登録者のデータベース管理、電話対応などを行っていました。その後コース運営を担当し、現在は帰還支援を担当しています。帰還支援担当は、アフガニスタンへの帰還を希望するクライアントへ様々な情報を提供する等の役目なので、電話対応や直接クライアント(裨益者)を対応することで、ビジネスマナーやコミュニケーション能力を高めることができました。

NICCOのインターン生活での良い思い出は何ですか?

2月に開催されたUNHCR主催のジョブフェア イベントへ参加したことです。イベント会場ではアフガニスタンに支社のある会社がそれぞれ各ブースを出展し、僕はその会社の代表の方々と共に運営補佐役として、会場を訪れたアフガン人の人々に会社情報等を紹介しました。このイベントへの参加したことは僕にとって新しい経験となりました。

今後の目標・将来の夢は何ですか?

大学を卒業した後に、自営業でアフガンコミュニティを支援する会社を立てたい。自国に戻ってのアフガニスタン国内のコミュニティ支援だけではなく、イランで暮らすアフガン人もサポートしたい。アフガニスタンとイラン両国に跨って、何等かの支援ができればと考えています。”僕はアフガニスタンとイランの架け橋になりたいです。” そして最終的には、アフガニスタンへ戻って、定住したいと考えています。

■祖国アフガニスタンに対する思い

僕の故郷アフガニスタンのバーミヤンは美しい自然に溢れる場所です。残念なことに、大切な仏像は破壊されましたが…、そこに住む人々の心は温かく、平和なコミュニティです。いつも故郷の写真を見て思い出し、いつかまた戻れることを願っています。
歴史的名所や美しい自然環境を持つ僕の故郷は、以前 外国からも多くの人々が訪れていた地です。人々の間から、「アフガニスタンという国は危ない」というイメージがなくなり、また多くの外国人が足を運んでくれることも願っています。

■インタビューを終えて

ジョヴィドさんは、大学に通いながらもNICCOの事務所にほぼ毎日出勤しています。
帰還支援担当として、鳴り続くクライアントからの電話対応や、アフガニスタン帰還希望者への情報提供と、毎日忙しく業務を行っています。休憩の際や仕事が終わった時に、将来の夢や祖国アフガニスタンについてよく語ってくれました。アフガニスタンの話になると、目を輝かせながら楽しそうに語るジョヴィドさんをみていると「必ずアフガニスタンに戻りたい!」という気持ちが伝わってきました。

ジョヴィドさんに、「日本や日本人のイメージを教えていただけますか?」と尋ねたところ、「まず、日本人はとても仕事熱心! 人情が厚く、親切です。そして日本人は国際協力NGOの活動などを通して、世界中の様々な人々と良い関係を築けていると感じました。また、日本は本当に優れた文化や技術を持っていると思います。」と、ジョヴィドさんは答えてくれました。そして、彼は日本語にも興味深々です。暗記カードに日本語のフレーズを書いて、いつも持ち歩いて勉強しているそうです。「オハヨウゴザイマス!」「オツカレサマデス!」といつも出退勤の際に言ってくれます。仕事中になんと「紅茶ハ イカガデスカ?」と尋ねてきた時にはビックリしました。笑

何事に対してもモチベーションの高い彼に、ぜひアフガニスタン、イランそして日本3ヶ国の架け橋となっていただきたいな〜と感じました!

image002.jpg
日本語を教える私、照喜名(左)と楽しそうに学ぶジョヴィドさん(右)


以上、インタビューの報告を終わります。


http://www.kyoto-nicco.org/project/support/index-afghan.html
アフガニスタン国内での人道支援(イラン・マシャッド)
http://www.kyoto-nicco.org/project/iran_afghanistan/index.html
イランにおけるアフガニスタン難民支援(イラン・テヘラン)

2015年5月3日
テヘラン事務所インターン生
照喜名 流風


posted by NICCO at 11:28| Comment(0) | イラン・アフガニスタン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。