2015年02月05日

【シリア人道支援】カウンセリングプログラム 女性向けカフェ


おはようございます。
最近、人生で一番規則正しい生活を送っている自信があります。
ヨルダン事務所インターン生の岡です。
最初のアザーンで起きています。(笑)

さてさて今回は、カウンセリングプログラムの一環の「女性向けカフェ」についてその様子をご紹介します!

・「女性向けカフェ」とは
女性向けカフェとは、シリア難民、ヨルダン人貧困層の女性を対象に週に1回開かれている集まりです。参加者の多くは家庭内に問題を抱えており、子どもの非行、不登校、夫による言葉、身体的暴力を受けた経験を持つ女性もいます。このカフェは、そんな彼女たちに女性だけで集まり、思うままに自己表現できる自由な時間とスペースを提供しました。似たような境遇にある女性同士が、お互いの経験を共有し合い共に過ごすことで精神的なストレスや問題を緩和することが狙いです。

女性向けカフェという名前通りその時間そのスペースは、男性は一切立ち入れない女性たちだけの禁断の部屋となります。

01.jpg

いったいこの部屋で何が行われているのか気になりますよね。
今回私はそんな気になる女性カフェに潜入してきましたのでその様子をご紹介します。

しかし禁断の部屋なだけあってこの中での彼女たちの様子を撮ることは難しいです。

02.jpg

↑女性カフェが開かれたNICCOザルカ支援センター内の地下の部屋

なので、
ここからは個人の想像にお任せします。(笑)

12時ごろからこの部屋に20人ほどの女性が集まってきました。中には小さな子供を連れてきている人もいました。
現地のソーシャル・ワーカー、レイラとコーディネーターのネスリーンが出欠をとり、終わるとアラビアンな音楽がかかります。

すると円形に置かれたイスの中心でみんな踊りだしました。ノリノリです。

私は初めて本場のアラビックダンスを見ましたが、普段のムスリムの女性の姿からは想像できないくらいセクシーな踊りで驚きました!
手と足と腰の動きがとにかくしなやか!

また、その奥では女性にとって関心の高い美容教室が開かれていました。
現地の美容師さんが順番にヒジャブを取った彼女たちの眉を整えていました。
こちらの女性たちの眉はみんなきれいに整えられていて美しいですが、ひょっとしたら眉は美のこだわりなのでしょうか。
普段ムスリムの女性は頭にヒジャブを巻き外で髪の毛を見せることはないので、ヒジャブを取った彼女たちを目にしてとても新鮮で真剣に見つめてしまいました。(笑)
踊る人、眉を整えてもらう人、カップケーキと紅茶を片手におしゃべりする人などなど。
みなさんそれぞれに自由な時間を過ごしていました。

女性向けカフェではその他、その時々に合わせて様々なレクチャー(ヘルスケアの知識からフィットネスまで)も行っているようです。

ここで、カウンセリングプログラムに携わる現地スタッフ、ソーシャル・ワーカーのレイラとコーディネーターのネスリーンに、この女性カフェについていくつか質問してみました。

Q1 女性向けカフェではみんなどういう話をしているのですか?

彼女たちはシリアの様々な地域から来ているため、シリアでのそれぞれお互いの生活や文化の違いなど昔のことから、家族のことや家賃、他の支援団体の情報交換などなど現在のことまで様々なことを話しています。

Q2 女性向けカフェはどういう場ですか?

普段、彼女たちは家の中で夫や子供と限られた人たちのもとで暮らしています。そしてその内側に経済的な問題や家族との問題などを抱え込んでいる女性もいます。
女性向けカフェは、彼女たちを取り巻くそうした環境を一時でも忘れてリフレッシュするための自由な場所です。(なのでここでは個人の抱える問題が話になることはほとんどないようです。)

Q3 初めて参加した時から今までで女性たちに何か変化はありますか?

最初の彼女たちは異なる地域から来ていて知り合いもおらず、全く知らない土地の限られた世界で暮らしているため不安や悲しそうな表情をしています。
しかしこの場で時間を共有することで、次第に打ち解けあい、女性同士はもちろんのことザルカ支援センターのNICCOスタッフとも絆が深まっていきます。またこの時間に行われるレクチャーなどを通して暮らしに役立つ知識を得ることができます。
こうして彼女たちは、これまで未知の世界だった場所につながりができていくことで世界が広がり、踏み出す勇気や自信が芽生えることで自然と以前より笑顔が増えていきます。

今回女性向けカフェに参加して感じたのは、
この場での女性たちは本当にイキイキとして楽しそうだということです。
ノリノリでダンスを踊ったりみんなでワイワイと指遊びしてみたりと、普段の様子からは想像していなかった彼女たちの様子に少し驚くと同時にそれだけ自由な時間をもてているのだと感じ、うれしくなりました。
これからもこの場所を通してさらに女性たち同士が絆を深め、彼女たちの落ち着ける居場所が増えていけばいいなと思います。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
食レポA
久々の食レポはこれです!

03.jpg

「バラーゼ」
これはヨルダンではなくシリアの代表的なお菓子です。 
ザルカ支援センターで開かれている料理教室で、シリア人女性たちが作っていたところに味見し行ってきました。(笑)
簡単に言うとセサミとピスタチオのクッキーです♡
小麦粉と砂糖とオイルを練って作った生地を丸めて、刻んだピスタチオを付けます。
そしてご覧の通り大量のセサミに大量のシロップを混ぜたものでコーティングします。
後はオーブンで10分ほど焼くだけ!
セサミの香ばしい香りが漂います。
味は、あれだけセサミにシロップをかけていたのに甘すぎず意外と程よい甘さでとても香ばしくておいしい♡♡♡
そして栄養満点です!ピスタチオは存在感を完全に消していますが!(笑)
ぜひ試してみてください。

*NICCODのシリア内戦の被災者に対する人道支援事業 (ヨルダン人貧困層に対する支援を含みます)
http://www.kyoto-nicco.org/project/support/syria001.html
*“JORIA” Facebook:
https://www.facebook.com/joriaforwomen?ref=ts&fref=ts
*JORIA オンライン販売サイト:SOUQ HALAB(スークハラブ)
http://eathalal.jp/

※JORIAとは本事業の女性向けプログラム参加者の中から有志が立ち上げた制作グループです。


☆★☆ NICCOの活動に是非ご協力ください ★☆★

bt_tohoku01.gif

bt_tohoku02.gif
posted by NICCO at 11:19| Comment(0) | ヨルダン・シリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。