今回は昨年12月に行われた、オリーブ農家支援プロジェクトの終了式の様子をご紹介します。
NICCOはパレスチナ・ヨルダン川西岸のトバス県で、2007年よりオリーブ農家と女性の自立支援を行ってきました。(プロジェクトについて詳しくはこちら)
古来よりこの地域で生産されているオリーブオイルの品質を高め、エクストラバージン・オリーブオイルとして、パレスチナ域内外へ販売し、また、オリーブオイルを使用した石鹸や加工食品も製造・販売することで、農家及び女性の収入向上を実現しました。
そして、昨年12月、約5年間に渡るトバスでの自立支援プロジェクトが遂に終了を迎えることとなりました。
それを記念し、これまで一緒にプロジェクトに取り組んできたオリーブ農家や女性、ドナーや協力団体等を呼んで、このプロジェクトの終了式を行いました。
ちょうどこの頃、イスラエルによるガザ攻撃や国連でのパレスチナのオブザーバー国家格上げ承認により、西岸内でもデモや通行規制が行われていたため、開催が危ぶまれましたが、当日は総勢80名程の人々が集まって、無事に開催することができました!

写真左:オリーブ農家との記念撮影 写真右:女性との記念撮影

写真左:トバス県知事より盾をいただく 写真右:提携団体の現地NGOから贈られたケーキ
NICCOのトバスでの農家支援プロジェクトは終了しましたが、
プロジェクトから始まり現在は農家自身でできるようになった商品の開発・販売による収入創出活動、
そしてNICCOと農家、女性の絆はこれからもずっと続いていくことでしょう!

写真左:プロジェクトにより生まれたオリーブオイル(Tubasee Nabali)と加工食品
写真右:現地でも大好評のオリーブオイル石鹸
この成功事例を活かし、この冬からはとなりの県で大麦・小麦の農家支援を始めています。
追ってレポートします!