2015年04月28日

【イラン・テヘラン事務所】インターン生インタビュー@ ファテメ・ホセイニ

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インターン生 ファテメ・ホセイニ

「私の夢はいつか、自分の祖国アフガニスタンへ帰ること。」


サラーム! イラン・テヘラン事務所インターン生の照喜名です。
事務所での業務にも慣れ、インターン生たちと協力しながら、充実した日々を送っています。
今回、職業訓練校で働くインターン生ファテメ・ホセイニさん(21歳)へインタビューを行いました。
彼女は、6ヶ月間のインターン勤務後、フェロー(有給インターン)に昇格しました。現役インターン生の中で最も長く勤務しており、みんなのリーダー的存在! そんな彼女は先日、無事一年間の勤務を終え、インターンシッププログラムを卒業しました。今回のインタビューでは、職業訓練校を知ったきっかけやインターンシップ制度に参加した動機、インターンを通じて得たこと、アフガン人として伝えたいメッセージ等を語ってもらいました。

■NICCOの職業訓練校インターンシップについて

職業訓練校のインターンシップ制度を知ったきっかけは何ですか?

今から約2年前、レイ市にて日本のNGOがアフガン難民支援活動を開始したと友人から聞きました。その後、私は職業訓練校を訪れ、そこで働いているインターン生より、職業訓練コースやインターンシップ制度に関する情報を得て、職業訓練校に登録をしました。

職業訓練校のインターンシップへ応募しようと思った動機は何ですか?

高校を卒業した後、一度、大学入学のための大学共通試験を受けましたが、納得いく点数が取れず、その年は、大学進学を断念しました。
(※イランでは、全国共通の大学入試試験があります。学生は事前に専攻を選択できるのではなく、この試験の点数によって専攻が決まるというシステムだそうです。)
当時私は、コンピュータのスキルをもっと身につけたいと思い始め、職業訓練校がITのコースを提供していることを知ったので、インターン業務を通じて、スキルを向上できると思いました。そして、もう一つの理由が、外国人である日本人スタッフと一緒に働くことで、彼らの事業の運営方法や生き方・価値観等すべてのことを学べる良いチャンスだと思い、応募することを決めました!

2年前に職業訓練校のインターンの面接を受けましたが、残念ながら当時は採用されませんでした。しかし、その後も職業訓練校が開催するセミナー等に参加して、アフガニスタンへの帰還に関する様々な情報を得ていました。ある日、元マシャッド事務所のインターン生でアフガニスタンへ帰還したザハラ・ゴラミさんによるアフガニスタン帰還の体験談セミナーへ参加した後のこと、職業訓練校のスタッフからインターン制度に関するパンフレットをいただき、昨年、再度インターンシップに申し込みました。
2度目の面接のあと、採用が決まり、2014年3月よりインターンシップをスタートしました。

職業訓練校では、どのような仕事をしていますか?また、インターンを通じて、学んだことは何ですか?

最初は、アフガニスタンへの帰還に関する案内パンフレットやアフガニスタン・カブール、ヘラートについてのガイドブック等の作成の補佐、会員登録者のデータベース管理、電話対応などを行っていました。また、一週間に一度、コンピュータのコースやライティングコースを他のインターン生と共に受講していました。
6ヶ月間のインターン後、フェローに昇格してからは、主に受付にて職業訓練校の会員登録のため事務所を訪れる人々の対応や、職業訓練校の活動・開講コースに関する情報の提供、電話・メール対応等を行っています。

職業訓練校のインターン生活での良い思い出は何ですか?

去年のノウルーズ(イランの新年)の時、職業訓練校の日本人スタッフ、森さんがランチにみんなのために美味しいキャバーブを持ってきてくださり、みんなで食べたことが思い出です!
それから、なんといっても「出会い」ですね。この職業訓練校は人々との出会いの場です。
インターンを通して、多くの人々と出会い、たくさんの友達やインターン仲間ができました。

今後の目標・将来の夢は何ですか?

私には、たくさんやりたいことがあります! まず、数ヶ月後に控えている大学入試へ向けて猛勉強します! そしてその試験に通り、大学に進学することが第一の目標です。元々は理系に強く、生物学が大好きで医者になりたいと思った時期もありましたが、職業訓練校でのインターン経験により、マネージメント関係を学ぶことに関心を持つようになりました。大学卒業後は、アフガニスタンへ帰還して、就職したいと考えています。でもその前に、色んな国を旅して、世界を見てみたい! いつか日本にもぜひ行ってみたいな。
そして最終的には、アフガニスタンで自営業を始めるか、アフガニスタン人女性のためのアドバンススクールを設立したいと考えています!

■祖国アフガニスタンへの思い

“私は、自分の祖国をこの目で見たことがない。私の夢はいつかアフガニスタンへ帰ることです。”


私は、アフガニスタン・カブールで生まれましたが、私が生後5ヶ月の時に両親はイランへ難民として移ることを決めました。そのため、私は自分の祖国がどういうところなのか、まったく想像がつきません。ただ、ニュースを通じて祖国の様子を耳にしたり、目にしたりすることはあります。私は、自分の故郷について知りたい、将来は故郷に戻り、この目で自分の国を見ること、それが私の最大の夢です。
それから、今も尚、アフガニスタンの多くの女子・女性は教育を受けることができません。そんな彼女たちに学ぶチャンスを与えたい、祖国アフガニスタンで生きる女性たちのために何か貢献したいという思いから、学校を立て、マネージャーとして働くというのも私の目標の一つです。

■日本のみなさんへ伝えたいこと

アフガニスタンと聞くと、「安全でない国」、「テロ」、「女性の人権がない」等のマイナスなイメージを抱く人も少なくありません。アフガニスタン人として伝えたいメッセージは何ですか?またアフガニスタンについて日本人に知ってもらいことは何ですか?

確かに、アフガニスタンでは多くの戦争があり、安全な場所とは言い難いのは事実ですし、女性の人権はほとんど存在していません。メディアは常に戦争やテロリズムのトピックを大々的に取り上げるので、その影響により、人々は悪いイメージを抱いてしまいがちです。しかし、「アフガニスタン人」=「テロリスト」ではありません。戦争が続き、歴史的遺跡や村・町が破壊しても、アフガニスタンの人々はその地で暮らし、仕事をしていて、彼らの生活はそこにあります。
私は以前、あるテレビ番組で、アフガニスタンのドキュメンタリーを視ました。そこには、伝統的な歌と踊りを楽しみ、みんな笑顔で幸せそうに暮らしている様子が写っていました。しかし残念ながら、ほとんどのメディアはこのようなことをニュースとして取り上げることはなかなかありません。戦争がある事実を知ってもらうことも大事ですが、それだけでなく、アフガニスタンの人々の暮らしや民族・文化・歴史などの視点からアフガニスタンについてもっと知っていただけたらいいなと思います。

もう一つ質問させてください! 日本のNGOの活動についてどう思いますか?

日本のNGOがこのように私たちアフガン難民へ教育の場を提供してくださり、そしてアフガニスタンへ帰還するまでのプロセスをしっかりサポートしてくださることにとても感謝の気持ちでいっぱいです。それに、日本人はとても親切で、仕事熱心だな〜といつも感じています。本当にありがとうございます。

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インタビューの様子。ファテメ(右)と照喜名(左)

■インタビューを終えて

彼女とのインタビューは約2時間にものぼりました。インタビュー中の彼女の真剣な眼差しがとても印象強く、話を聞いている間、私は思わず、涙ぐんでしまいました。
私にとって最も心に響いたのは「私は、自分の祖国をこの目で見たことがない。私の夢はいつかアフガニスタンへ帰ることです。」という彼女の言葉です。

アフガン難民支援センターで働く他のインターン生やコース受講生のみなさんも「いつか、アフガニスタンへ帰りたい。」という同じ気持ちを抱いています。
私自身も彼らの希望が実現することを願いながら、一人でも多くの方々に、アフガニスタン人難民の現状や彼らの声を届けられたらいいなと思っています。

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インターン照喜名と2ショット

http://www.kyoto-nicco.org/project/support/index-afghan.html
アフガニスタン国内での人道支援(イラン・マシャッド)
http://www.kyoto-nicco.org/project/iran_afghanistan/index.html
イランにおけるアフガニスタン難民支援(イラン・テヘラン)

2015年4月24日
テヘラン事務所インターン生
照喜名 流風
posted by NICCO at 14:04| Comment(0) | イラン・アフガニスタン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Now we have our donation box for the Philippines typhoon relief activity at the World Heritage Toji Temple in Kyoto!

Article posted on the blog on the 4th of August, 2014.

Maupay nga kulop! ("Good Day!" in the Waray-Waray language)
This is Okada, from Capoocan, Leyte, the Philippines.... no, actually, from Kyoto, Japan.

It is our pleasure to inform you that our donation box has been placed at Jiki-do Hall of To-ji Temple in Kyoto (officially known as Kyo-o-gokoku-ji Temple, the head temple of the Shingon sect), thanks to the generosity extended by Chief Abbot Shuhen Sunahara, who has been supporting NICCO for long periods of time.

Since December 2013, we have been working in Leyte to rehabilitate damaged houses and school buildings, with great support from supporters like you, NGO Japan Platform, Hitachi Transport System, Ltd, and citizens of the Hyogo Prefecture. Yet, we are still in great need of funding to further our relief efforts.

Now a year and a half have passed since the Typhoon Haiyan disaster, however, approx. 2,000 households in Capoocan are still forced to live in damaged houses, and more than 20 schools have no choice but to conduct classes at damaged school buildings.

We, NICCO, are eager to help rebuild as many houses and schools as possible. If you are willing to assist our activities, please stop by at To-ji Temple, about 15 minute walk from JR Kyoto Station, for donation.

In addition, we are looking for those who can let us place our donation boxes to assist NICCO’s fund raising efforts. If you are interested, please contact us at:

Telephone: +81-(0)75-241-0681 (Kyoto Head Office)
E-mail: info@kyoto-nicco.org

To give a donation for the Philippines typhoon relief activity, our website is also available:
http://www.kyoto-nicco.org/project/support/presentation/20140319.html


*About To-ji Temple*
To-ji Temple was registered as the World Heritage in 1994, as part of the Historic Monuments of Ancient Kyoto. It has historic buildings such as the 5-story pagoda, which is 57 meters high and among the tallest in Japan, and also has national treasures such as Go-dai-myo-oh Buddhist statues.
http://www.toji.or.jp/

Jiki-do Hall is located at the center of the To-ji premise, and free to enter anytime. On the 21st day of each month, a flea market called "Ko-bo-ichi" is convened, and at Jiki-do there is an event called "Osuna-fumi", a ritual to restage the pilgrimage at the 88 temples in Shikoku. Sutra transcribing is also available at Jiki-do.
http://www.toji.or.jp/jikido.shtml


タグ:Philippines nicco
posted by NICCO at 13:41| Comment(0) | 京都本部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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