2015年03月27日

【東北】 国際NGOの東北支援談話ナイト 〜地域とつくるコラボレーション〜

こんにちは、東京事務所の八木です。
3月14日(土)から18日(水)まで、宮城県仙台市では、第3回国連防災世界会議が開催され、関連する会議やイベント、シンポジウムが開催され、国内外から多くの参加者が訪れました。

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仙台市内では多くの関連イベントが開催されていました。

■国際NGOの東北支援談話ナイト 〜地域とつくるコラボレーション〜
関連シンポジウムの一つ、NICCOも加盟する国際人道支援組織ジャパン・プラットフォーム(JPF)主催のシンポジウム「国際NGOの東北支援談話ナイト 〜地域とつくるコラボレーション〜(3月14 日:仙台市市民活動サポートセンター)」も催されました。

2011年3月11日に発生した東日本大震災の被災地において、海外での緊急支援活動の経験をもつJPF加盟NGOが、現地パートナーと連携して活動してきました。シンポジウムでは、この支援活動から得た成果や解決すべき課題と、それらをどのように今後起こりうる災害や海外での緊急支援活動に生かすかが話し合われました。
NICCOは、海外で共に活動してきたNPO法人地球のステージをパートナーとして、シンポジウムに参加しました。宮城県名取市を拠点とする地球のステージは、団体自体が被災し、困難な中で被災者に対する支援活動を開始しました。NICCOは震災発生直後に名取市に入り、共に東北の被災地で活動してきました。

当日登壇したのは、現地でともに活動してきた、NICCOからは看護師の宗貞研さん、地球のステージからは、同じく看護師の林由美さんです。

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林さん(左)と宗貞さん(右)。共に活動してきた二人はトークセッションでも息がぴったり。

■地域との協働の重要性
登壇した宗貞さんと林さんは、震災発生当時の混乱した状況下での避難所への巡回診療や、復旧期に入ってからの心のケアについて語りました。
長く海外での緊急支援活動をともにしてきたNICCOと地球のステージは、連携という言葉を超えて、一体となって被災地で前述の活動を展開してきました。しかし、多くの日本人がそうであるように、東北の被災地で国際NGOやNPOは身近な存在では無く、また行政機能が失われた地域では、その受け入れもままならないものでした。お二人の話しからは、いかに地域の信頼を得て、協力しながら活動していくことの重要性を理解することができました。それは、行政に対してだけではありません。被災した人々の心に寄り添い、共に歩んでいこうという姿勢こそが、被災地に対する復旧復興への協働に繋がると感じました。

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震災発生直後の状況を語る林さん

■見えてきた課題
 一方で、被災者と寄り添うだけでは解決しえない課題も見えてきました。こうした巨大な災害に際して、NGO/NPOの力を活用するシステムが無かったことです。被災地に入ったNGO/NPOは消防、警察、自衛隊といった組織や国や地方行政体と手さぐりで調整して、活動を行ってきました。それは全てが上手くいったものでは無かったようです。今後、行政と一体となって、より円滑に効率良くNGO/NPOの力を活用できるようなシステムの構築と運用が、防災や減災に繋がると考えます。

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シンポジウムは終始和やかな雰囲気の中行われました。

■震災から4年
 シンポジウムは予想を超える多くの人々に参加していただき、時折笑い声の聞こえる和やかな雰囲気の中で行われました。
 震災から4年。仙台の街は震災が起きたことも忘れてしまうほどに、にぎやかで明るく感じました。それでも、3月11日を迎え、第3回国連防災世界会議の臨む仙台の人々の目は、私の住む東京とは異なるように感じました。街往く人と話す機会もありましたが、やはり、心に思うことは今でも強くあり、なんらかの活動を続けたいと思っているとのことでした。仙台で開催されたこの「国際NGOの東北支援談話ナイト 〜地域とつくるコラボレーション〜」に参加できて本当に良かったと思います。

JPF 「国際NGOの東北支援談話ナイト 〜地域とつくるコラボレーション〜」
http://www.japanplatform.org/event/20150314KokurenBosai_NGO/

NICCO 「震災から4年、それぞれの3.11」
http://www.kyoto-nicco.org/project/support/presentation/311-4years.html
地球のステージ
http://e-stageone.org/

他参加団体
AAR Japan [難民を助ける会]
http://www.aarjapan.gr.jp/
ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパン
http://www.habitatjp.org/

☆★☆ NICCOの活動に是非ご協力ください ★☆★

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2015年03月19日

【ミャンマー少数民族支援】保健ボランティア研修修了式

ミンガラーバー、ネーカウンラー。(こんにちは、お元気ですか?)ミャンマー、パ・アン事務所の遠藤です。

前回お伝えした応急処置の研修を最後に、メティヨ村、シュエドウ村、コクワ村の保健ボランティア研修が終了しました。

■保健ボランティア研修修了式の模様
NICCOミャンマー事業ではプライマリー・ヘルスケア支援の一環として、2014年3月から2015年2月の一年間で、3日間〜5日間の保健ボランティア研修を計6回実施しました。ボランティアさんは、政府が養成している地域保健ワーカー(CHW)のカリキュラムをもとに、プライマリー・ヘルスケアの概念や健康教育方法論をはじめ、
感染症、母子保健、慢性疾患、応急処置などを学びました。

ボランティアさんは、40℃近い夏の日も土砂降りの雨季の日もNICCOの研修に通ってくれました。
研修会場のあるチャインセイチから遠いコクワ村のボランティアさんは、毎回泊りがけで参加していました。

そして先日、研修の全てのカリキュラムを終え、修了式を迎えることができました。
修了式には、チャインセイチ・タウンシップ行政官長もいらっしゃいました。

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修了式でのスピーチ スゴー・カレン語であいさつ
(写真左)プロジェクトマネージャー・大場
(写真右)ミャンマー人スタッフ・リンダ

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ボランティア活動記録に長く使用できるノートを修了記念品として贈呈
(写真左)NICCO看護師・遠藤

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全員で記念撮影

ボランティアさんは研修を受ける度に村でワークショップを開催し、更に普段の生活の中でも住民の身近な相談役となり、多くの人のために健康教育を行っています。研修を受けるごとに知識が増し、村の公衆衛生のためにできることも増えて行きました。住民に手洗いの方法を教えることから始まり、1年経った今では乳幼児健診の補助や住民への広報など、村の助産師と協力して行政の公衆衛生活動を活性化させています。

研修後は引っ越しや出産などで今後の活動が難しい人もいますが、研修を受けたボランティアさんのうち8割近くの人が、これからも地域のために継続して健康教育や保健衛生活動をしていきます。NICCOの研修で得た知識をもとに、これからも多くの住民の健康増進のために活躍してくれることを願っています!



☆★☆ NICCOの活動に是非ご協力ください ★☆★

NICCO ミャンマー少数民族支援
http://www.kyoto-nicco.org/project/support/myanmar001.html

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2015年03月17日

第3回少年野球 立浪和義杯〜心を一つに〜野球教室


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■「第3回少年野球立浪和義杯 野球教室」
東京事務所広報の八木です。
3月8日の日曜日、「第3回少年野球立浪和義杯 心をひとつに(名古屋軟式野球連盟主催)」の野球教室(名古屋市稲永球場)に今年もお邪魔いたしました。

”ミスタードラゴンズ”立浪和義さんが、愛知県下の野球少年少女のために企画した少年野球立浪和義杯は今年で第3回目。大会自体は2月で終了したものの、ご本人のたってのご希望で、ベスト4のチームへの立浪さんの野球教室は昨年に引き続いて開催となりました。

震災から4年。記憶の風化が叫ばれる中ですが、立浪さんの音頭のもと、第3回大会も、NICCOの「東北 子どもの夢応援団プロジェクト」に有志の方々から、ご寄付いただけることとなりました。いただいたご寄付は東北被災地の学校関係者や保護者からの要望に基づき、子ども達が震災前のように、遊びやスポーツに取り組み、成長していけるよう、遊び場の整備やスポーツ活動をサポートする活動に活用させていただきます。
「NICCO 東北 子どもの夢応援団プロジェクト」
http://www.kyoto-nicco.org/project/support/tohoku-for-children-dream.html
(今回もたくさんのご寄付、本当にありがとうございます!)
今年は、中日ドラゴンズで野手として活躍された井上一樹さんにもお越しいただきました。立浪さんも井上さんも野手ということで、球場いっぱいに子どもたちが広がり、バットを元気に振る、楽しい雰囲気の中、熱心な技術指導が行われました。

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春です、“球春”です。今年ももうすぐプロ野球が開幕します。名古屋でも東北の被災地でも、みんなが白球の行方に一喜一憂する季節が始まります。
野球をやるも良し、見るも良し、Take me out to the ball game ♪

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NICCO Web 東日本大震災4周年特集
「震災から4年、それぞれの3.11 ―東北 子どもの夢応援団プロジェクト」
http://www.kyoto-nicco.org/project/support/4311-kodomo.html

☆★☆ NICCOの活動に是非ご協力ください ★☆★

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posted by NICCO at 11:24| Comment(0) | 東京事務所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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