2014年10月10日

【イラン・テヘラン事務所】NICCOテヘラン事務所派遣インターンの報告

おはようございます。今日のブログはNICCOテヘラン事務所に9月まで派遣され、
10月にNICCOを卒業したインターン生早坂遊羽さんのイランからの帰国報告です。

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こんにちは!NICCOインターン生の早坂遊羽と申します。
7月から二ヶ月間、イランのテヘラン州にある職業訓練センターで研修に参加しました。
その二か月間で経験したこと、学んだことについてご報告したいと思います。

職業訓練センターは、テヘラン州の南部、レイ市にあります。
本センターでは、アフガン難民の帰還支援のため、ITコースや教師養成コースなど、
アフガニスタン本国での就職につながる様々な分野の授業を開講しています。

また、アフガニスタン帰還支援をテーマに時折セミナーも開講し、
これまでには、センターでの学びを生かしていかに人生設計をするかについての啓発セミナーや、
帰還の経験を語ってもらうセミナーを行いました。

センターではアフガン難民対象のインターン制度も実施しており、
私と同い年くらいのインターン生が勤務し、受付業務、コース運営補助、会計業務などに励んでいます。

この職業訓練センターで、わたしは受講生に対する奨学金の情報提供、図書貸出制度の整備、受講生のメンバーシップカードの作成を主な作業として行いました。
テヘランで行われている支援の内容について、現地からブログで紹介する広報の業務も行いました。

これらの作業は、センターのスタッフの方々や、
アフガン人のインターン生との協力で進めることができました。
あるときはペルシア語で会話できないわたしにかわって電話をかけてもらい、
グラフィック担当のインターン生に広報物やメンバーシップカードのデザインをお願いし、
ITスタッフの方にこれらの情報を管理するためのデータベースの作り方を教えてもらい…。
そうした作業を通じて、ひとりで作業を完結できることよりも、
いかにやりたいことをうまく伝えて、協力してもらえるかが大切だということを学びました。

また研修に参加する中で、アフガン人のインターン生とも交流し、
彼、彼女たちが職業訓練センターでのインターンシップ研修をどのように考えて参加しているのか、
また将来どんなことに挑戦したいかを話し合うこともできました。
あるインターン生は、研修を通じ、仕事中の事務所での正しいふるまい等をはじめ様々なことを学び、
将来の目標を広げられたと話してくれました。
中でも印象に残ったのは、インターンシップ研修に参加した理由について、
自分と同じアフガン難民の人たちに夢をあきらめないでほしいと思ったからだというインターン生の話です。
難民としてイランで生活する以上、教育や職業の権利に制限があるものの、NICCOのような支援を利用して、
やりたいことを実現できるということをより多くの人に知ってほしいと話してくれました。

インターン生をはじめ、職業訓練センターで学ぶアフガン人のみなさんの、
目標に向かって意欲的に取り組んでいる姿は、私の「難民」に対する先入観を変えました。
二か月間の研修に参加して、自分のため、また自分と同じ境遇にある人々のため努力するアフガン難民のみなさんのそばで業務を行い、彼らの日々の一端を知り、将来について話し合えたことは大きな経験になりました。
そして、そんな人々の支援に少しでも関われたことをうれしく思います。

本海外研修をもって、私は一年間のNICCOでのインターンシップを終了いたしました。
この春大学を卒業し、来年度より社会人として第一歩を踏み出すことになりますが、
日本、テヘランでの研修を通じて常に意識していた「今自分の業務がどういかされるのか」
を心におきながら、これからも努力してまいります。

以上で報告を終わります。ありがとうございました。

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NICCOテヘラン事務所での早坂遊羽さん(右端)
posted by NICCO at 10:22| Comment(0) | イラン・アフガニスタン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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