2014年06月16日

【シリア人道支援】ヨルダンからこんにちは@ ADRA Japan Youth塚田さんのブログより

今日は以前、NICCOでインターンをしていたADRA Japan Youthの塚田さんのブログを
紹介いたします。
塚田さんがNICCOヨルダン事務所に訪れた際(2014年5月10日〜16日)の記事です。


【ヨルダンからこんにちは@】
2014年06月11日
テーマ:クウェートからこんにちは
こんにちは ADRA Japan Youthの塚田です。
今回は、クウェートから少し離れ、ADRAと同じくジャパン・プラットフォームに加盟しているNICCO(公益社団法人日本国際民間協力会)というNGOのヨルダンにある現地事務所に一週間(2014年5月10日〜16日)行ってきましたので、それの報告をさせていただきます!

ヨルダンについて
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図1)ヨルダンの位置

現在私のいるクウェートからは飛行機で1時間半ほどのフライトでした。隣国ということもあり、イラクやシリアの難民を数多く受け入れています。
特徴としては、死海やペトラを始めとして数多くの観光地を有し、人口に対するキリスト教徒の比率も湾岸諸国に比べて多いこともあってか、ビールも安く入手でき、豚肉の販売もあるそうです。

クウェートは基本的に平地なのですが、ヨルダンの首都アンマンは山の中にあるため高低差が多く、特徴的な街並みを作っています。一見発展していないように感じることもありますが、ふと入ったお店の内装のセンスの良さは目を見張るものがありました。

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図2)ヨルダン市街地の街並み

[NIICCOとは]
ちなみに私とNICCOとの関係についてですが、NICCOは京都に本部を置く日本でも珍しいNGOです。今回の視察は、私がNICCOの元インターン生であることから、快く受け入れてくださいました。もちろんかかる費用は全て自分で用意しています。NICCOではインターン制度を通じた国際協力分野での人材育成にも力を入れており、興味のある方はこの分野への入り口として応募されてみてはいかがでしょうか?
インターン募集(京都)
インターン募集(東京)

entrance.png
図3)NICCOザルカ支援センター(ヨルダンではNICCODという団体名で活動しています。)コピーライトマークNICCO 

 さて、そのNICCOがヨルダンで行っている事業とは、シリア難民の女性と子どもを対象とした心理社会的ケア、シリア難民とヨルダン人を対象としたカウンセリング(メンタルヘルスケア(精神保健支援))、支援物資配布です。
 残念ながら、物資配布の事業に関わることはできませんでしたが、心理社会的ケアの事業に参加させていただいたので、報告いたします。
心理社会的ケアとは、「演劇などを通して、心の中にたまったものを外に吐き出し、友達や周囲の人々と共有することによって、意味をとらえ直していくもの。」だそうです。(http://e-stageone.org/frontline/palestine
 日々何かしらのストレスを抱える女性や子どもたちの心をケアするために、仲間たちといろいろなことをすることで、過去のトラウマや現在の悩みを乗り越えるのをサポートしています。

 1日目
ヨルダン現地視察初日はシリア難民とヨルダンの子どもによる演劇発表会を見学しました。子ども向け心理社会的ケアワークショップの一環で、この日は3か月間練習してきた成果を発表する日でした。子どもたちは、満席の会場を前に溌剌と演技をしており、長台詞でも堂々と演じる姿に驚きました。演技も含めて彼らのアラビア語には全くついていけませんでしたが・・・笑 それでも初対面で積極的に話しかけてきてくれて、言語を超えた彼らのコミュニケーション能力に感服しました。演技の様子だけでなく、開演前の様子からも、彼らがこの時間を心から楽しんでいることがうかがえました。
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図4)演劇発表の様子コピーライトマークNICCO (一部事情によりモザイクをかけています。ご了承ください)

2日目
2日目は平日の事務所にお邪魔しました。ここでは女性向けの心理社会的ケアワークショップの一環として刺繍や料理、石鹸作りの教室を開いています。午前中は料理教室にて料理をお手伝い。シリアの伝統料理を作りました。トマトソースと羊のお肉と味付きごはん。名前を忘れてしまいましたが、おいしかったです。ちなみに、日本人スタッフとヨルダン人スタッフがその料理を昼食用に買って、少しでも女性たちの収入の足しになるよう少額ながらもサポートしているそうです。
dish.png図5)シリアの伝統的家庭料理

午後は、5/18に東京で行われたアラブバザーにてNICCOが出店する予定だったので、その商品の準備作業をお手伝いしました。シールやタグを張り替えや、袋詰めの作業でした。作業内容としては本部の雑務と変わりませんね。でも、そういう細かな支援が積み重なっていくことが大事なのだと思います。ここで作られている商品は皆とてもきれいでした。
poshet.png図6)刺繍作品の一例

3日目
3日目も朝から事務所にお邪魔しました。アラブバザーで配布するパンフレットの翻訳から始まり、昨日の続きで、バザー製品の袋詰めと値付けを仕上げました。無事袋詰めも完了し、商品たちは日本へと旅立ちました。
女性対象のセラピーの教室を今日から開いているらしく、お昼はそこの持ち寄りパーティーに参加しました。ものすごく賑やかでした。
ただ、スタッフの方からお話を聞いたのですが、参加者の全員が過去に何かしらの辛い経験があるそうです。それは、誘拐であったり、牢に入れられていたり、またはレイプ被害であったり…。戦争による直接的な被害では無いかもしれませんが、付随して起こったことに違いはありません。壊すのは一瞬でも直す道のりは長い、ということを改めて感じました。道のりが長くとも、傷ついた人たちがいるのだから、支える人がいなければなりません。根本の解決に直接つながらなくとも、必要な支援であることに変わりはないのです。

また来週、4日目以降を更新いたします。ここまでお読みいただきありがとうございました。


転載元:http://ameblo.jp/adra-japan-youth/entry-11859933799.html
ヨルダンからこんにちは@ ADRA Japan Youth
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【ミャンマー少数民族支援】ワークショップを開催しました

ミンガラーバー!
ミャンマー、パ・アン事務所の遠藤です。

今回は、NICCOの研修を受けた保健ボランティアさんたちが、それぞれの村で開催したワークショップについてご紹介します。

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コクワ村のリーダーでもあるボランティアによるワークショップ

コクワ村では、小学校を借りてワークショップが行われました。
研修で学んだことをもとに、身体を清潔に保つことの重要さや、病気の症状・治療・予防などについて、集まってくれた住民の皆さんに説明します。

下痢による脱水症状を改善するための経口補水療法(ORT)は、デモンストレーションを通して作り方を説明。
今回のワークショップではミネラルウォーターを使用していますが、村では井戸や川の水をそのまま飲む人が多いので、一度沸騰させた水を使うよう勧めています。

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メティヨ村で行われた経口補水療法のデモンストレーション

シュエドゥ村では、教会の日曜学校でワークショップが行われました。
参加者の一人と一緒に手洗いのデモンストレーションをしながら、感染症の予防など手洗いによるメリットについて説明します。

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シュエドゥ村での手洗いのデモンストレーション

このワークショップ、参加者を集めるための広報はどうしたと思いますか?
日本だったら、インターネットなどのメディアを使えば、すぐにたくさんの人に情報を広めることができます。
ですがボランティアさんたちの住む村には、ごく限られた家にしか電気がありません。もちろんテレビやパソコンはありません。
そこで、こうしたイベントの前には太鼓をたたきながら村を歩き、大声でイベントの宣伝をするのだそうです。
ボランティアさんが暑い中がんばって宣伝してくれたおかげで、当日はどの村でも、たくさんの方がワークショップに参加してくれました。

☆★☆ NICCOの活動に是非ご協力ください ★☆★

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posted by NICCO at 00:00| Comment(0) | ミャンマー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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