2014年06月30日

【東北の水産業を元気にするプロジェクト「企業ボランティアさんが来てくれました!」】

6月15日(日)に企業ボランティアの一環として、
アムンディ・ジャパン株式会社・クレディ・アグリコル生命保険株式会社の社員及びご家族の皆さま16名が、陸上いけす施設「アル フルザ」に来てくれました。

午前中は歓迎の挨拶と共に、アル フルザの説明と、
ギハギやカレイなど、生きたお魚を興味深そうに見てくださいました。
続いて関東周辺ではあまり目にせず、食べた経験も少ないホヤの殻むきに悪戦苦闘、
更にイカのさばきかたなどの実習をしていただきました。

そして、さばいた魚介類でBBQです。
新鮮な炭焼きは本当に美味しく、一口ごとに上がる歓声は唐桑半島に響き渡りました。
漁師の方々との会話も弾み、漁師の方々の「知ってもらいたい」という思いにも、
少しながら応えられたのではないでしょうか。

午後はボランテイア活動として、
カキを養殖用ロープに付ける作業をお手伝いいただきました。
作業台いっぱいに積み上げられたカキの山との格闘は真剣そのものでした。
この後、唐桑瀬戸の深い入り江に浮かぶ養殖棚に船で向かい、
先ほどカキを付けたロープをカキ棚に降ろす作業にも挑戦です。
アルフルザのホヤの殻むきとイカのさばき方、
カキ養殖のボランティア活動と真剣に向き合うことで、
漁業の大変さ、奥深さを体験いただくことができたと思います。

大震災直後、残された膨大ながれきの撤去には、人海戦術がどうしても必要だったため、
全国から集まった多くのボランティアに活動していただきました。
現在は、かさ上げや高台移転、更には防潮堤の工事等々の大型プロジェクトが進行しており、重機が唸りを上げ、道路はダンプカーが激しく往来しています。
従来のボランテイア活動には危険のリスクが伴い、
全国からボランティアに来てくださる方も減少しつつあります。
今回は、被災地における今後のボランティア活動のあり方の一例を見た思いです。

今回の活動を通じて、「今までどうやって復興支援をしていけばよいかわからなかったのが、自分にできることが見えたような気がする」と感じていただけたとも伺いました。
今回の活動は1日ではありましたが、たった1日の活動から参加者それぞれの今後の継続支援に繋がるきっかけになったように思います。
震災から3年以上が経過しても、なお東北を気にかけ、共に寄り添ってくださったアムンディ・ジャパン株式会社・クレディ・アグリコル生命保険株式会社の社員およびご家族の皆さま16名に対し、心より感謝を申し上げます。誠にお疲れさまでした。

この事業は、カタールフレンド基金 Qatar Friendship Fund の助成を受けて実施しています。

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2014年06月27日

【シリア人道支援】ヨルダンからこんにちはA ADRA Japan Youth塚田さんのブログより

NICCOでインターンをしていたADRA Japan Youthの塚田さんのブログ紹介の2回目です。
(前回記事はこちら⇒ヨルダンからこんにちは@

【ヨルダンからこんにちはA】
2014年06月15日
こんにちは、ADAR Japan Youth の塚田です。
前回に引き続きヨルダンからの報告をさせていただきます。

4日目
 難民の方の家庭訪問に同行させて頂きました。ちなみに、ヨルダンにいるシリア難民は、難民キャンプから出てヨルダン国内にアパートを借り、住んでいる方も多くいます。これは難民キャンプの状況が良くないからで、夏場や冬場などの気温の変化をテントでしのぐことが難しいからだそうです。
 さて、そんな方たちのうち、三軒を訪問しました。カウンセリング・コーディネーターであるヨルダン人スタッフと看護士である日本人専門家と私の三人でまわりました。どの家も最初はごく一般の家庭のように見えました。しかし話を聞いてみると、それぞれに問題を抱えていました。例えば、働き手の夫(そもそも難民登録した場合は就労許可がおりませんのでそれも違法なのですが)に目の病気があり、さらにその親の世話が必要であったり、元気そうに見えても、お医者さんから精神安定剤や睡眠薬を処方されていたり、他国で働く夫と一緒にいることを望みながらもビザの関係で叶わない家族など、問題は様々でした。どの家族にも「シリアに戻りたいか」という質問をしました。最後の家庭は夫と一緒に住むことを望んでいましたが、他二つの家庭はシリアに戻ることを願っていました。ただし、安全と職が保障されれば、です。
しゅくせん.jpg
図1)家庭訪問の様子コピーライトマークNICCO(一部事情によりモザイクをかけています。)

家庭訪問の様子A
→リンク先に過去の家庭訪問の際の写真が掲載されています。ご覧ください。


家庭訪問から戻り、シリア人スタッフに話を聞いてみました。「闘いが起こらないようにできる限りの努力はしたものの、止めることは出来なかった。こういったことに巻き込まれるのはゴメンなので、将来はヨーロッパに住みたい」と言っていました。彼女の親兄弟はシリアの首都ダマスカスでビジネスをしていますが、内戦の影響であまりうまくいっていないそうです。「戦争をしている人たちが何を求めて戦争をしているか分からない、シリア人は誰も彼らに戦争を求めていない。シリアで対立していると言われている宗派やキリスト教の人と私は毎日のように連絡を取って、お互いを気遣っている。テレビやニュースは本当のことなど伝えられていない。」どうやったら戦争が終わると思うかを聞くと、「どうやって終わらせるかではない。彼らが終わらせたいかどうかだ。シリア国外から来た兵士たちがいなくなれば(死んでしまえば)終わるが笑」と言っていました。話を聞いて、なんと返していいのか分かりませんでした。愛すべき自国がそのようになってもなお、その被害にあう人々を彼女は支援し続けています。絶望的でも、少しずつ、前に進んでいけたらいいなと、そう思わなければ何もできないのかなと感じました。
 彼女のある言葉が印象に残っています。自分が、できるかわからないと言ったときに「できるかどうかじゃない、やろうと思うかどうかだ。やろうと思えば、できる。」と言われました。このポジティブさがあってこそ、彼女は強くいられるのだろうと、見習っていかなければ、と思いました。
ちなみにシリア情勢に関する本としては『「シリア アサド政権の40年史」国枝昌樹著 平凡社新書』がお勧めです。彼女の言っていたシリア国内の様子とこの本の内容はほぼ一緒でした。著者は前在シリア大使です。 

5日目
 5日目は石鹸作りのワークショップがあるということで覗かせていただきました。グリセリンを溶かし、香りと色を混ぜて型に流し込み、冷蔵庫で固めるというシンプルなものです。作業そのものよりも、女性たちが楽しそうに話をしていることが印象的でした。色が抑えめで綺麗だったので、ついついお土産に買ってしまいました。料理教室もあったので、今回もお昼はシリアの料理をいただきました。豆がベースで酸味が強く、少し苦手な味でしたが、残さずいただきました。

図2)石鹸作りの様子1 グリセリンを溶かします。
しゅくせん2.jpg

図3)石鹸作りの様子2 溶かしたグリセリンを型に流し込みます。
しゅくせん3.jpg

図4)綺麗な手作り石鹸が完成
ハート石鹸.jpg
午後には、女性向け心理社会的ケアの担当スタッフで会議をしておりました。そこでは、新しく女性向けのエアロビクスの教室を開こうかというアイデアが出され、軽快な議論が進んでおり、いわゆる『現地の自由さ』というものを感じることができました。来週あたりから始めようという結論に至り、フットワークの軽さにも驚かされました。
最後は日本人スタッフさんに色々とお話をお聞きしました。他団体との関わりや、情報共有の方法、事業の継続予定年数など細かいお話をお聞きしました。また、ガザで活動されている方が都合でこちらにいらっしゃっているので、その方のお話も聞くことができました。一口にガザ、と言ってもやはり私たちがテレビで想像するような荒れた土地ではなく、実際に行って見ると拍子抜けするほど、アラブの一つの街の風景がそこにはあるそうです。ただ、やはり心のケアが必要な子ども達がいて、そういった子ども達のために、心理社会的ケアを行っているそうです。道のりは長くても、心の傷を克服することで、将来に渡って自信をもって生きて欲しい、その力で国を変えることが出来るかもしれないと語られていました。そういった希望が活動の原動力になっているのかもしれません。

次回でヨルダン編は最後の更新となります。お読みいただきありがとうございました。



転載元:http://ameblo.jp/adra-japan-youth/entry-11859947814.html
ヨルダンからこんにちはA ADRA Japan Youth
posted by NICCO at 15:06| Comment(0) | ヨルダン・シリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月26日

【世界難民の日 】世界同時上映プロジェクト「シリア、踏みにじられた人々と希望」の上映会 At龍谷大学瀬田キャンパス

本部の河合澄子です。
6月24日(火)に行われました、龍谷大学瀬田キャンパスでのドキュメンタリー「シリア、踏みにじられた人々と希望」の上映会へ出席し、NICCOの事業やヨルダンでのシリア難民支援活動について紹介してきました。

DSCN0007 シリアの上映会.JPG

「シリア、踏みにじられた人々と希望」は、シリア紛争の状況と、それによるトラウマや心の傷を抱えたままトルコへ逃れ、慣れない土地で厳しい生活をせざるを得ない難民の姿を描いた映画です。
当会の事業地であるヨルダンへ逃れたシリア難民もこの映画の難民たちと同じような日々のストレスや、トラウマや心の傷を負っています。彼らに対して、物質面のみならず、精神面へのサポートの必要性を改めて感じました。

上映会には地域づくり・ものづくりを学んでいる50名ほどの龍谷大学の学生たちが参加しました。グローバルな視点からローカルな問題にどのように取り組むかをを考えるきっかけとして、シリア難民女性の作った刺繍・編み物・石鹸を展示し、実際に見てもらいました。女子学生からはやはりデザインがかわいいと人気でした。シリア難民女性の作っているローカルな作品を手に取りながら、日本でわたしたちにできることを考え、よりシリア難民について身近な問題として感じてもらえたのではないかと思います。


NICCOはシリア難民支援の一環として、難民の女性向け心理社会的ワークショップを、ヨルダン王国ザルカ県において開催してきました。このワークショップを通じて、彼女たちは刺繍や編み物などに技術を身につけています。NICCOでは生み出された製品をブランド名「Joria」のもと、日本で販売する取り組みを行っています。「Joria」の販売にご協力いただけるお店をできるだけ早く探し、シリア難民女性の自立支援のサポートを開始できるようにしていきたいと思います。

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「Joria」Facebookページ
https://www.facebook.com/joriaforwomen

NICCO シリア人度支援事業 
http://www.kyoto-nicco.org/project/support/presentation/syria001.html

寄付

☆★☆ NICCOの活動に是非ご協力ください ★☆★

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