2014年05月26日

【ミャンマー少数民族支援】保健ボランティア研修の様子@

ミンガラーバー(こんにちは)。ミャンマー、パ・アン事務所の遠藤です。
NICCOのミャンマー少数民族支援のプライマリ・ヘルスケアの取り組みでは、保健ボランティアの育成を行っています。今回から3回にわたって、3月に行われた第一回保健ボランティア研修の様子を紹介したいと思います。

まず、研修初日の様子から。
研修会場は、病院の研修室です。
ボランティアさんは時間通りに集まってくれて、受付けは予想以上にスムーズ。初めての研修なので、ボランティアの皆さんもNICCOスタッフもやや緊張ぎみですが、みんな笑顔で挨拶してくれます。

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研修開始前の受付

午前中はグループ・ディスカッション。
村の保健医療の現状、そして保健ボランティアが地域の医療従事者と協力して住民のためにできることを話し合ってもらいました。

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グループ・ディスカッション

村の状況は、医療施設がない、トイレがたりない、住民の健康に関する知識が不十分、などがあげられました。
このような状況でボランティアができることとして、住民への健康教育、助産師が行うマラリア対策や予防接種の手伝い、発熱している人にマラリア検査を勧める、などの意見がでました。

午後は、プライマリ・ヘルスケアの概論と衛生教育の講義です。
講師の看護師は、一方的に説明をするだけではなく、ボランティアさんと対話して意見を聞きながら授業を進めます。

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衛生教育の講義

ミャンマーの3月は乾季にあたり、水不足が一因となって衛生環境が悪くなり、この地域では下痢疾患が流行っていました。しかも、私たちがプロジェクトサイト3村で事前に行ったアンケートでは、排泄後に毎回手を洗う人はわずか16.3%。そのため講義の中で、感染性の下痢疾患の予防には手洗いが重要であることを強調しました。
手洗いが習慣として根付いていない地域では、医療従事者や保健ボランティアが住民へ健康教育を行い、衛生に関する意識と行動を変えていく必要があります。

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実際に、みんなで手洗いの練習も行いました。
日本の病院のような水道とシンクはありません。そのためバケツにくんだ井戸水と石鹸を病院の中庭に運び、屋外で練習しました。

次回は、研修二日目の様子をご紹介します。

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posted by NICCO at 13:47| Comment(0) | ミャンマー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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